メタボ基準とウエストの測り方!腹囲が気になる場合は自己チェック

メタボで言う脂肪とは、皮下脂肪ではなく内臓脂肪の事です。

ですからポッコリお腹が気になり始めたらメタボの兆候だと思って下さい。

ではメタボのウエスト基準は何センチでしょうか?

それは男性、女性、子供、ペットにより異なり、測り方も決まっています。

そこで今回はメタボに係わるウエストの測り方を中心に解説したいと思います。

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【目次】

(1)解説!メタボ基準とウエストの正しい測り方

  • メタボの診断基準
  • ウエストの正しい測り方

(2)こんな測り方で、あなたのメタボ度をチェック

  • 「ウエスト・身長比」で腹回りの肥満度をチェック
  • 「ウエスト・ヒップ比」でメタボ体型をチェック

(3)子供のメタボが急増中!その基準とウエストの測り方

  • 子供のメタボ基準
  • 子供の運動量が激減
  • ジャンクフードの危険性

(4)ペットにもメタボ基準が適用!ウエストの測り方は?

まとめ

(1)解説!メタボ基準とウエストの正しい測り方

メタボの診断基準

メタボは正式にはメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)と呼ばれています。

その診断基準ですが、「ウエストのサイズが男性は85cm以上女性は90cm以上で、高血圧、高血糖、脂質異常のうちの2つに当てはまる場合」にメタボと診断されます。

そこで、こう思う人もいるでしょう。

「人は身長や体格の違いでウエストのサイズも違ってくるのに、どうして一律のウエスト基準で判断するのか?」

それには、こういう理由があります。

まず内臓脂肪の面積が100平方センチメートルを超えた時、高血圧、高血糖、脂質異常の合併率が高くなる事が分かっています。

そこで内臓脂肪の面積を正確に測るには、人間の身体を輪切りにしたレントゲン検査、即ちCT検査が最も適しています。

しかし、検査を簡単に行うという点においてCT検査は適していません。

そこでウエストのサイズにメタボの基準値を設ける事になりました。

そして男性の85cm、女性の90cmというウエストのサイズが、目安としてメタボの合併率が高くなる内臓脂肪の面積100平方センチメートルに相当するサイズであるのだそうです。

こうした基準値を設ける事でメタボ診断が容易になり、各個人でも簡単にメタボチェックが行えます。

ウエストの正しい測り方

メタボを診断する正しいウエストの測り方は次の通りです。

①食後は避け、出来るだけ空腹時に測って下さい。お風呂上がりがお勧めだそうです。

②ベルトなどの腹部を圧迫するものは外し、両足を揃えて腕を下ろします。

③メジャーはヘソの部分に水平に当てます。

④お腹の測定部分の横断面が床と水平になるのをイメージしながら、普通に息を吐き終わった時に測ります。

これが正しいウエストの測り方です。

これで基準値を超えていれば、病院で高血圧、高血糖、脂質異常の検査を行いましょう。

メタボは自覚症状がほとんどありませんが、放っておくと恐ろしい生活習慣病を引き起こす原因になってしまうので要注意です。

参考記事はコチラ⇒メタボの悪影響を知ったら怖い!身体に起こる3つの異変とは?

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(2)こんな測り方で、あなたのメタボ度をチェック

メタボ基準値以外にも、メタボの疑いがあるかないかをチェックする方法があります。

では、その方法を2つご紹介しておきましょう。

「ウエスト・身長比」で腹回りの肥満度をチェック

これは個人の体格差を考慮して腹回りの肥満度をチェックする測り方です。

「ウエスト・身長比」→ウエスト(cm)÷身長(cm)

この数値が0,5以上で腹回りが肥満と判断されますからメタボの疑いアリです。

メタボの一律な基準値を満たしていなくても、この数値で引っかかる可能性もあります。

「ウエスト・ヒップ比」でメタボ体型をチェック

次はヒップとウエストの数値からメタボ体型をチェックする測り方です。

「ウエスト・ヒップ比」→ウエスト(cm)÷ヒップ(cm)

この数値が男性1,0以上、そして女性0,8以上リンゴ体型と判断されます。

「リンゴ体型」はお腹がリンゴの様に膨らんで見える体型です。

これは内臓の周りに脂肪が溜まった状態で、一般的には男性に多く見られるメタボ特有のポッコリお腹です。

また、数値が0,7以下の場合は洋ナシ体型と判断されます。

「洋ナシ体型」はお腹から下のお尻や太ももの辺りに皮下脂肪が増えた状態です。

この体型はメタボの可能性が低く、一般的には女性に多い体型です。

(3)子供のメタボが急増中!その基準とウエストの測り方

子供のメタボ基準

一般的にメタボは中高年に多い症状です。

そこで40歳~74歳を対象にして2008年に始まったのがメタボ検診です。

ところが今、メタボは中高年だけに見られる症状ではありません。

子供の肥満は30年前の2倍に増えており、今や子供の10人に1人が肥満であると言われています。

そうした子供の中には実際にメタボと診断される者もいて、血圧、血糖、脂質などに異常が出ています。

ですから子供だから、若いからメタボの心配は無いという訳ではありません。

そこで、子供のメタボ基準というのが設けられました。

そのウエストの基準値は「中学生で80cm以上、小学生で75cm以上、もしくは、ウエスト周囲(cm)÷身長(cm)=0,5以上」です。

ウエストの測り方については大人と同じです。

この基準値を満たし、高血圧、高血糖、脂質異常のうちの2つの症状が認められた場合にメタボと診断されます。

子供の運動量が激減

肥満に加えてメタボと診断される子供の数が増えている大きな原因は子供の運動量の減少です。

昔の子供は身体を動かして外で遊ぶ事が多かったのですが、それに比べて現代の子供はどうでしょうか?

スマホやゲームが普及して子供がそれに夢中になり始めると、外で身体を動かす機会は大幅に減ってしまいます。

つまり子供の遊びが外遊びから内遊びへと大きく変化してしまったという事です。

ちなみに経営の神様と呼ばれた松下電器の松下幸之助は生前、敢えてゲームの分野には参入しなかったそうです。

その理由はゲーム開発によって得られるであろう莫大な利益よりも、ゲームが社会に及ぼす悪影響の回避を選択したからです。

参考記事はコチラ⇒子供の簡単ダイエット!肥満の小学生が痩せる運動と食事の方法

ジャンクフードの危険性

また運動不足に加え、子供の食生活の乱れもメタボを発症させる大きな原因となっています。

特に問題なのがジャンクフードです。

まず初めに言っておきますが、ジャンクフードはガッツリなメタボ食です。

「ジャンク」とは英語で「がらくた」「屑」という意味です。

名前からして身体に悪そうなイメージです。

そしてジャンクフードの定義は「高カロリー、高塩分、または多量の砂糖を含む食品」です。

つまりビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養が乏しい上に脂肪分や糖分が多く含まれているので少量でも高カロリーである訳です。

例を挙げれば、お菓子、インスタントラーメン、ファーストフード、ジュースなどであり、こうした食品は市場に溢れかえっています。

しかもコンビニ、ファーストフード店、自販機の普及により、子供は小遣いさえあれば何時でも何処でも簡単に口に入れる事ができます。

更に厄介なのは、ジャンクフードには極めて中毒性の高いものが多いという事です。

ある研究によると、脂肪分と糖分が多く含まれるスナック菓子には麻薬を吸引した時と同じ様に、脳内の快楽中枢を刺激する事が分かっています。

例えば、ひと昔前から「止められない、止まらない…」というキャッチフレーズで売り出されているスナック菓子があります。

それは正にお菓子の中毒性を上手く言い表している訳です。

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(4)ペットにもメタボ基準が適用!ウエストの測り方は?

ここまで来れば、もう世の中はメタボ時代と言っても過言ではないでしょう。

近年、犬や猫などのペットの肥満、糖尿病、心臓病、ガンなどの病気が急増しています。

これは野生動物にはまず見られない症状で、人間で言うメタボが原因で起こる生活習慣病と同じです。

つまり人間だけではなくペットにもメタボが増えている訳です。

原因はエサの与え過ぎや室内飼育による運動不足です。

そこで遂にペットのメタボ基準が設定されたそうです。

犬種によっては体型や体重が大きく異なる事から、ウエストの測り方ではなく次の様な基準が定められました。

まずは見た目、および脂肪の付き具合を触って肥満度を評価するBCS(ボディ・コンディション・スコア=体型健康指数)という数値が設定されました。

BCSの数値は1(痩せ)、2(やや痩せ)、3(理想型)、4(やや肥満)、5(肥満)の5段階に分けられます。

そして血液検査によって血糖値中性脂肪と総コレステロールに見る脂質、更にアディポネクチンと呼ばれるホルモンの数値を調べます。

アディポネクチンは人間の体内にも存在する超善玉ホルモンです。

参考記事はコチラ⇒これが、メタボを撃退するアディポネクチンの絶大な効果です!

アディポネクチンは生活習慣病を予防する重要な働きがありますが、内臓脂肪が増加すると分泌が低下します。

これらの結果を踏まえ、BCSの数値がが3,5以上でアディポネクチンが少なく、血糖値あるいは脂質のどちらかに異常があった場合はメタボと診断されます。

このペットのメタボ基準は2016年の秋以降に、東京都獣医師会に加盟している約700件の動物病院で活用される予定です。

まとめ

(1)大人のメタボのウエスト基準は、「男性で85cm以上、女性で90cm以上」です。

(2)子供のメタボのウエスト基準は、「中学生で80cm以上、小学生で75cm以上、もしくは、ウエスト周囲(cm)÷身長(cm)=0,5以上」です。

(3)ウエストの正しい測り方。

  • 空腹時に行う
  • メジャーをヘソの部分に水平に当てる
  • 自然に息を吐き終わった時に測る

(4)「ウエスト・身長比」は腹回りの肥満度を判定します。

(5)「ウエスト・ヒップ比」はメタボ体型を判定します。

(6)ペットのメタボを診断する項目。

  • 体型の肥満度を表すBCSの数値
  • 血液検査による血糖値
  • 中性脂肪とコレステロールに見る脂質
  • アディポネクチンの数値

いかがでしょうか。ウエストの数値を基にしてメタボ度をチェックする方法は幾つかあります。

ポッコリお腹が気になる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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