皮下脂肪の測り方!厚さの平均は何センチ?

皮下脂肪は加齢と共に厚さを増していきます。

腹回り、腰回り、二の腕、太もも…

さて、あなたはどこの部分が気になりますか?

そして、あなたの皮下脂肪の厚さは平均と比べてどの程度なのでしょうか?

それも気になるところだと思います。

そこで今回は気になる皮下脂肪の測り方と、その厚さの平均について解説します。

スポンサードリンク


【目次】

(1)皮下脂肪の特徴!その付き方、増え方とは?

  • 皮下脂肪の増減について
  • 細胞レベルで見た皮下脂肪

(2)皮下脂肪の厚さの測り方

  • 測り方①:つまんで測る
  • 測り方②:近赤外線で測る
  • 測り方③:超音波で測る

(3)これが、皮下脂肪の厚さの平均値

  • 二の腕
  • 太もも
  • お腹

(4)あなたは平均より肥満傾向かも?その他の数値の測り方

  • BMIで肥満度をチェック
  • 「ウエスト・身長比」でメタボチェック
  • 「ウエスト・ヒップ比」で体型チェック

まとめ

(1)皮下脂肪の特徴!その付き方、増え方とは?

まず初めに皮下脂肪について簡単に話しておきたいと思います。

皮下脂肪の増減について

皮下脂肪は全身の皮膚の下に溜まる脂肪で、その付き方は身体の場所によって大きく異なります。

基本的には身体の末端から中心部に向かって順番に落ちていく傾向があります。

言い換えると皮下脂肪は身体の中心部ほど溜まりやすいという事です。

ですからダイエットを行った場合、腹回りの皮下脂肪が落ちるまでには時間がかかるのです。

こうした皮下脂肪の増減を決めているのは、脂肪細胞にあるレセプター(受容体)です。

レセプターとは分かりやすく言うと、脂肪を出し入れする扉のようなものです。

そして身体の末端に行くほど脂肪を放出する扉が多く、蓄積する扉が少なくなります。

逆に身体の中心部に向かうほど脂肪を蓄積する扉が多く、放出する扉が少なくなります。

このような理由で皮下脂肪は身体の場所によって増減の傾向が変わってくる訳です。

ですから、こうした身体の生理的な傾向に反して、ダイエットで部分的に皮下脂肪を落とすのは難しいという事になります。

細胞レベルで見た皮下脂肪

皮下脂肪を細胞レベルで見ると、脂肪細胞の中に袋状の脂肪滴が見られます。

この脂肪滴に身体の余分な脂肪分が蓄えられていくと、脂肪細胞のサイズが大きくなっていきます。

そして細胞が限界まで大きくなると、今度は細胞の数を増やして新たに脂肪分の貯蔵場所を確保します。

こうして数を増やした脂肪細胞の寿命は約10年と言われています。

ですから痩せて皮下脂肪が落ちるというのは脂肪細胞の数が減ったのではなく、脂肪滴が縮んで細胞が小さくなったという事になります。

ちなみに内臓脂肪の場合は、脂肪細胞が大きくなる事はあっても細胞の数自体は増えないと考えられています。

参考記事はコチラ⇒違いが分かる!皮下脂肪と内臓脂肪の特徴と見分け方、落とし方

スポンサードリンク


(2)皮下脂肪の厚さの測り方

さて、今度は皮下脂肪の厚さの測り方について見ていきましょう。

測り方には、脂肪をつまんで測る方法、近赤外線で測る方法、超音波で測る方法の3つがあります。

その具体的な測り方は次の通りです。

測り方①:つまんで測る

「使用する器具」

使用する器具はキャリパー、あるいはカリパスと呼ばれます。

これはコンパス状に広げる事の出来る2本の足を持ち、その先端で脂肪を挟んで厚さを測定する器具です。

「測り方」

測定する部位は次の3か所です。

  • 二の腕
  • 肩甲骨の下
  • おへその横

測り方は、先ず測定部分の皮下脂肪を指でつまみ上げます。

そして、つまんだ指から1cm離れた所を器具で挟んで目盛りを読み取ります。

器具が斜めにならないように真っすぐ脂肪を挟んで下さい。

なお、器具が無くても脂肪を指でつまみ、その幅を物差しで測れば大まかな厚さを知る事は出来ます。

「体脂肪率を知る」

以上の測定結果から体脂肪率を求める事も出来ますが、計算方法が細かい上に年少者や中高年には適さないと言われています。

また、測定者が慣れていなければ測定値にバラツキが出やすく、やや正確さには欠けるという欠点もあります。

そこで体脂肪率を簡単に知りたい場合は体組成計を使用するのが最適です。

これは体重計の進化型で、皮下脂肪率の他にも次のような数値を測る事が可能です。

  • 体重
  • 皮下脂肪率
  • 体脂肪率
  • 内臓脂肪レベル
  • 筋肉量
  • 基礎代謝量
  • 体内年齢
  • 体水分率
  • 推定骨量

測り方②:近赤外線で測る

「使用する器具」

近赤外線を利用した箱型、あるいは筒型のコンパクトサイズな皮下脂肪計です。

「測り方」

器具の先端を身体に当てると、ピンポイントで皮下脂肪の厚さが液晶画面に表示されます。

測り方③:超音波で測る

「使用する器具」

超音波で皮下脂肪の厚さを測定するプローブ(探触子)を設けた本体とパソコンを接続します。

「測り方」

プローブを身体に当てると皮下脂肪の断面画像がパソコンに映し出され、その厚さが視覚的に分かります。

スポンサードリンク


(3)これが、皮下脂肪の厚さの平均値

では皮下脂肪の平均の厚さを部位ごとに、年齢と性別に分けて見ていきましょう。

二の腕

  • 20代:男(10~20mm) 女(14~24mm)
  • 30代:男(12~22mm) 女(16~26mm)
  • 40代:男(14~24mm) 女(18~28mm)
  • 50代:男(12~22mm) 女(16~26mm)

太もも

  • 20代:男(12~22mm) 女(16~26mm)
  • 30代:男(14~24mm) 女(18~28mm)
  • 40代:男(18~28mm) 女(22~32mm)
  • 50代:男(14~24mm) 女(18~28mm)

お腹

  • 20代:男(10~20mm) 女(14~24mm)
  • 30代:男(18~28mm) 女(22~32mm)
  • 40代:男(20~30mm) 女(24~34mm)
  • 50代:男(18~28mm) 女(22~32mm)

ご覧の通り、いずれの数値も女性の平均は男性を上回っています。

これは女性ホルモンの影響によるものです。

また30代以上はいずれも、お腹の皮下脂肪の厚さが最大です。

ところが20代では太股の厚さが最大であるのが大きな特徴です。

これは30代になると体質的に太りやすくなる事を示しています。

そして加齢と共に増加傾向にあった皮下脂肪は、50代になると減少傾向が見られます。

その理由の1つとしては、食事の量が減る事と関係していると思われます。

ちなみに40代以上のウエスト平均値は次の通りです。(資料提供:経済産業省)

ご覧の通り女性のウエスト平均値が40代から増加傾向にあるのは、更年期による内臓脂肪の増加が大きく関係しています。

参考記事はコチラ⇒女性のメタボは、お腹周りが更年期に大きくなる!その理由と対策

(4)あなたは平均より肥満傾向かも?その他の数値の測り方

では最後に、その他の肥満度のチェック方法を3つご紹介しておきましょう。

BMIで肥満度をチェック

まず、体脂肪が平均よりも多いか少ないかのチェック方法です。

その測り方は次の通りです。

BMI→体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

この数値が25以上で肥満と判断されます。

ただし脂肪ではなく筋肉で体重が増えている場合も肥満と見なされる場合があります。

ですから体質によっては適正な数値とは言えません。

「ウエスト・身長比」でメタボチェック

2つ目は、お腹回りの肥満度からメタボをチェックする方法です。

その測り方は次の通りです。

「ウエスト・身長比」→ウエスト(cm)÷身長(cm)

この数値が0,5以上でお腹回りが肥満と判断されますから、ポッコリお腹のメタボの疑いアリです。

なお、ウエストはおへその位置で測ります。

「ウエスト・ヒップ比」で体型チェック

3つ目は脂肪の付き方で体型をチェックする方法です。

その測り方は次の通りです。

「ウエスト・ヒップ比」→ウエスト(cm)÷ヒップ(cm)

この数値が女性で0,8以上、そして男性は1,0以上リンゴ体型と判断されます。

リンゴ体型はお腹回りがリンゴのように膨らんでいますから、内臓脂肪の増加によるメタボの疑いアリです。

数値が0,7以下であれば洋ナシ体型と判断されます。

洋ナシ体型は内臓脂肪よりも、ヒップや太股に皮下脂肪が多い体型です。

あなたは、どちらの体型に当てはまりますか?

まとめ

(1)皮下脂肪の厚さの測り方。

  • つまんで測る
  • 近赤外線で測る
  • 超音波で測る

(2)皮下脂肪の平均値の傾向。

  • 女性は男性よりも数値が高い
  • 30代以上は、お腹回りの皮下脂肪が最も厚い
  • 20~40代までは増加傾向にあり、50代になると減少傾向が見られる

(3)肥満度のチェック方法。

  • BMI→身長に対しての体重比をチェック
  • 「ウエスト・身長比」→お腹回りの肥満度をチェック
  • 「ウエスト・ヒップ比」→体型をチェック

いかがでしょうか。皮下脂肪の厚さが気になる方は、簡単な自己チェックで平均値と比較してみましょう。

おすすめ記事はコチラ⇒人気でおすすめの加圧シャツ3選!プラシーボ効果で痩せる?

スポンサードリンク