なぜ、ガリガリなのにお腹回りだけポッコリ太るのか?拒食症の悲劇

食べると太る!

そんな不安が大きくなり、拒食症になってしまう人がいます。

その結果ガリガリに痩せて、なぜかお腹回りだけがポッコリと太ってしまう事も…

太りたくないという気持ちは分かります。

しかし食べないダイエットは成功しないのです。

そこで今回は、ガリガリに痩せても腹回りだけがポッコリと太ってしまう理由について話します。

スポンサードリンク


【目次】

(1)食事制限しても、お腹回りの脂肪が気になる!更に食事を減らしてガリガリに

  • なぜ、カロリー制限でお腹回りの脂肪は上手く落ちないのか?
  • お腹回りの皮下脂肪が落ちるのはダイエットの後半

(2)拒食症の危険性!ガリガリに痩せてもお腹回りがポッコリなら、クワシオルコルの可能性あり

  • 強い痩せ願望が拒食症を招く
  • ガリガリでも、お腹回りだけが膨らむ!クワシオルコル症とは?

(3)ガリガリ体型を改善して、お腹回りの脂肪を減らす方法とは?

  • ガリガリ体型は老人体型
  • 健康的に痩せるなら食べた方が良い
  • これが、ダイエットに成功する4つの秘訣!

まとめ

(1)食事制限しても、お腹回りの脂肪が気になる!更に食事を減らしてガリガリに

なぜ、カロリー制限でお腹回りの脂肪は上手く落ちないのか?

いわゆる、カロリー制限ダイエットを行っている人はこう考えている筈です。

「食事を減らしてカロリーを不足状態にすれば、脂肪が燃焼して足りないカロリーを補ってくれる」

一見すると、この考えは正しいようにも思えます。

しかしながら、人間の身体はその通りには反応しないのです。

もし必要なカロリーが不足状態になると、脳はこのように反応します。

「栄養が足りないので出来るだけ消費カロリーを減らし、飢餓に備えて脂肪エネルギーは残しておこう」

これは人間が栄養不足の状態で少しでも長く生き延びようとする防衛反応なのです。

その結果、脂肪ではなくカロリー消費の多い筋肉の方が先に減らされてしまう訳です。

カロリー制限して痩せたとしても、お腹回りの脂肪が気になるのはその為です。

こうした悪循環こそが拒食症の始まりと言ってもいいでしょう。

そして脂肪を減らそうとして更に食事制限をすると、やがてガリガリに痩せ細ってしまうのです。

お腹回りの皮下脂肪が落ちるのはダイエットの後半

よく、お腹回りの脂肪を部分的に減らしたいという人がいます。

しかし、ダイエットによる部分痩せは医学的にも難しいと言われています。

なぜなら、体脂肪は生理的に落ちる順番が決まっているからです。

一般的には先ず初めに内臓脂肪が落ちます。

そして皮下脂肪が身体の末端から中心部に向かって、基本的には次の順番で落ちていきます。

「手首・足首」→「前腕・ふくらはぎ」→「二の腕・肩」→「太股」→「顔・胸」→「お腹回り」→「お尻」

ご覧の通り、お腹回りの脂肪が落ちるのはほぼ最後という事になります。

こうして身体の部位によって脂肪の増減に違いが生じるのは、脂肪細胞にあるレセプターの働きによるものです。

レセプターとは脂肪の出し入れを決める扉だと考えてもらえば良いと思います。

例えば身体の末端は脂肪を蓄積する扉が少なく、放出する扉が多いので太りにくいのです。

逆にお腹回りなど身体の中心部になるほど、脂肪を放出する扉が少なく蓄積する扉が多いので太りやすいという事になります。

つまり身体の各部分の脂肪の比率というのは、レセプターによって決められているのです。

ですからカロリー制限をしてガリガリに痩せたとしても、お腹回りの皮下脂肪は最後まで残りやすい訳です。

スポンサードリンク


(2)拒食症の危険性!ガリガリに痩せてもお腹回りがポッコリなら、クワシオルコルの可能性あり

強い痩せ願望が拒食症を招く

「もっと痩せたい、細くなりたい、太りたくない」という強い願望は極端な食事制限を駆り立て、時には拒食症を招く事があります。

拒食症の多くが10代から20代の女性であると言われていますから、この時期は特に痩せ願望が強い時期なのでしょう。

これは男性よりも皮下脂肪が付きやすい女性特有の願望でもある訳です。

中には自分が標準的な体型なのに太っている、あるいは標準よりも痩せているのに太っていると思っている人がいます。

こうした感覚の人はガリガリの体型になる事で、ようやく痩せたと思えるのかもしれません。

ですからガリガリになるまで食事制限をしてしまう人というのは、元々にしてスリムな体型の感覚が標準とは違っている訳です。

しかし極度の食事制限は栄養失調を招き、ある種の異常を引き起こす事があります。

その一つがクワシオルコルと呼ばれる症状です。

ガリガリでも、お腹回りだけが膨らむ!クワシオルコル症とは?

あなたは飢えに苦しむ難民の子供の写真を見た事があるでしょうか?

ガリガリに痩せているのにお腹回りだけがポッコリとしている、あの写真です。

こうした体型はクワシオルコルの症状の一つです。

その主な原因はタンパク質の不足にあると言われています。

十分なタンパク質が摂取できないでいると血液成分に含まれるアルブミンが不足します。

アルブミンは肝臓で生成されるタンパク質の一種で、水分を血管内に引き込む働きがあります。

この働きによって血液中の水分量が保たれている訳です。

しかしアルブミンが減少すると血管内に水分が引き込めず、血管外の水分の割合が増加します。

この現象がお腹の中で起こった場合に、お腹回りが膨らむのです。

ですからガリガリ体型のポッコリお腹の原因の一つは、栄養失調によって溜まった腹水という事になります。

スポンサードリンク


(3)ガリガリ体型を改善して、お腹回りの脂肪を減らす方法とは?

ガリガリ体型は老人体型

ダイエットの方法にも色々とありますが、いずれにしてもガリガリに痩せると筋力が落ち、そしてホルモンバランスが崩れますから健康的とは言えません。

何よりもガリガリ体型は骨の上に皮が乗っているような状態ですから、見た目には老人体型なのです。

多くの男性の目から見ても、ある程度は肉付きの良い方が女性らしさを感じるものです。

健康的に痩せるなら食べた方が良い

ですから同じ痩せるのであれば、より健康的に痩せる方法を考えてみましょう。

その為には先ず「食べると太る」という思い込みを捨て、食べる事への抵抗を取り除く必要があります。

正しくは「食べ過ぎると太る」「食べなければ脂肪ではなく筋肉が落ちる」「必要な量をしっかり食べると理想の体型になれる」です。

では健康的に痩せる為の秘訣についてお話します。

これが、ダイエットに成功する4つの秘訣!

①体重計に乗るよりも鏡を見る

よく体重が減ればダイエットに成功したと思っている人がいますが、果たしてそうでしょうか?

一言で体重が減ると言っても、脂肪が落ちる場合と筋肉が落ちる場合の二通りがあり、その見た目は大きく違ってきます。

筋肉が落ちると老人体型になりますが、お腹回りの余分な脂肪が落ちればスリムな印象を受けます。

ですから単に体重を減らす事がダイエットの目的になると、見た目が悪くなってしまう可能性がある訳です。

その良い例が極端な食事制限によるガリガリ体型です。

ですからスタイルを良くする習慣としては、体重計に乗るよりも鏡を見た方が良いという事になります。

②食事は量を減らして回数を増やす

一日の摂取カロリーが同じである場合、一回の食事の量を減らして回数を増やすと痩せやすくなります。

なぜなら、こまめに栄養が摂り込まれる事で脳はこう反応するからです。

「十分な栄養が定期的に補給されているので脂肪を溜め込む必要は無い」

逆に回数を減らして食事の間隔が長く空いてしまうと脳はこう反応します。

「栄養補給の回数が少ないので、もしもの飢餓に備えて脂肪を溜めておこう」

つまり食事の間隔が空けば空くほど脂肪貯蓄モードに入る訳です。

③糖質の摂取を控える

人間のエネルギー源は糖質と脂肪の2つです。

そして優先的に使われるのは糖質で、脂肪は予備のエネルギーです。

ですから体内に十分な糖質が満たされていれば、脂肪はエネルギーに変わる機会が少なくなります。

また過剰に摂取した糖質は脂肪に変わってお腹回りの余分な肉になります。

そこで余分な脂肪を落として痩せるなら、最も効果的なのが糖質の摂取を減らす事です。

糖質は糖分の他にも、ご飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。

④タンパク質は最適なダイエット食

食事制限によるダイエットは、食べれない事がストレスにもなり上手く行きません。

もし、たくさん食べても太らない方法があればストレスを抱える事なく痩せられます。

食物繊維の多い野菜はたくさん食べても太りませんが、舌を喜ばせる食材とは言えません。

だったら肉、魚、卵、豆類を使った美味しい料理をたくさん食べましょう。

こうした食材に多く含まれるタンパク質は、いくら食べても太らない最適なダイエット食なのです。

まとめ

(1)お腹回りの皮下脂肪が落ちるのはダイエットの後半です。

(2)身体の各部分における皮下脂肪の比率は、脂肪細胞のレセプターによって決められています。

(3)過度な食事制限を行うと、脂肪が減らずに筋肉が落ちやすくなります。

(4)ガリガリに痩せているのに、お腹回りだけがポッコリしている場合はクワシオルコル症の可能性があります。

(5)ガリガリにならないように痩せる方法。

  • 体重計に乗るよりも、鏡を見て体型をチェック
  • 食事は一回の量を減らして回数を増やす
  • 糖質の摂取を減らしてタンパク質をたくさん食べる

いかがでしょうか。極端なカロリー制限ではダイエットに成功しない上に栄養失調を招きます。

ガリガリは健康的な痩せ方ではありませんから、必要なカロリーはしっかりと摂取しながらダイエットを行いましょう。

おすすめ記事はコチラ⇒なぜ、腹回りの脂肪が取れないのか?一問一答で取る方法を解決!

スポンサードリンク