なぜ、食べないダイエット方法では痩せないのか?太る理由と問題点

痩せるなら、食べないのが一番。

これは一見すると正論にも思えますが、このダイエット方法で多くの人が失敗しています。

なぜなら、食べないダイエットには大きな問題点があるからです。

その為に、痩せないどころが逆に太る結果を招く事さえあります。

そこで今回は、食べないダイエットでは上手く痩せない理由について解説したいと思います。

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【目次】

(1)食べないダイエット方法では上手く痩せない理由

  • 食べないダイエットによる身体の変化
  • 食べないと体脂肪ではなく筋肉が落ちる
  • 食べないダイエットでは健康的に痩せない

(2)食べないダイエット方法ではリバウンドで逆に太る

  • 食べないダイエットは長続きしない
  • リバウンドで太る理由
  • リバウンドで太った身体を戻す方法

(3)食べないダイエット方法の末路は栄養失調

  • 自分は太っているという思い込み
  • 食べないダイエットによる栄養失調の弊害
  • お腹だけが痩せないのはクワシオルコル症

(4)太るのが嫌なら、食べないより食べる方が良い

  • 健康的に痩せるなら食べる
  • 一番太りやすいのは脂肪分なのか?
  • 痩せるなら、糖質は過剰に食べない

(5)糖質制限と食べないダイエットの違い

  • 糖質制限ダイエットとは?
  • 糖質制限の注意点

まとめ

(1)食べないダイエット方法では上手く痩せない理由

食べないダイエットによる身体の変化

太るのが嫌で食べないダイエットを始める多くの人は、こう考えている筈です。

「摂取カロリーを減らせば、その分だけ体脂肪が燃えて痩せる事が出来る」

あなたも、そう思っているでしょうか?

これは一見すると正しいようにも思えますが、実際のところ身体はその通りには反応しないのです。

食べないという事は必要十分な栄養が入って来ないという事ですから、脳は飢餓への危機感を示します。

すると私たちの身体には、飢餓に備えて出来るだけ長く生き延びようとする防衛反応が働きます。

その結果、カロリー不足の状態でも効率良く生きて行ける省エネ体質に変化するのです。

食べないと体脂肪ではなく筋肉が落ちる

省エネ体質になると、消費カロリーの多い筋肉が減少します。

すると基礎代謝が低下して体脂肪がエネルギーに変わりにくくなりますから、結果的には上手く痩せない訳です。

そして、貴重なエネルギー源である体脂肪の無駄使いを抑える事が出来るのです。

これは、カロリー不足の状態で生き延びる上では、非常に都合の良い状態という事になります。

つまり食べないダイエットを行うと、体脂肪よりも筋肉の方が落ちやすくなるのです。

食べないダイエット方法では健康的に痩せない

もちろん、筋肉がある程度まで落ちて痩せ細ってくると、今度は体脂肪が落ちて行く事になります。

ですから、食べないダイエットを続けると、最終的には骨と皮だけの身体になってしまうのです。

こうした痩せ方は、少なくとも健康的であるとは言えません。

そして見た目的には、まるで老人のような体型になってしまうのです。

これが食べないダイエット方法の1つ目の問題です。

もし健康的に痩せるなら、筋肉は残したままで余分な体脂肪だけを落としたいと思いませんか?

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(2)食べないダイエット方法はリバウンドで逆に太る

食べないダイエットは長続きしない

食べないダイエット方法は、それ自体が食欲を満たせないという大きなストレスになります。

ですから例え始めたとしても、多くの場合は長続きがしないのです。

仮にしばらく続けたとしても、どこかでストレスが爆発して食べてしまう可能性が高くなります。

この場合はリバウンドを起こしてしまい、逆に食べないダイエットを始める前よりも太る事があるので厄介です。

実はリバウンドで太りやすくなるのには、ある大きな理由があるのです。

リバウンドで太る理由

食べないダイエットをしばらく続けていると、筋肉が落ちて省エネ体質になります。

また、身体は常に飢餓状態にありますから、ある意味で水分が抜けて乾いたスポンジと同じようなものです。

では、この状態で食事を元に戻すとどうなると思いますか?

まず、飢餓状態にあった身体は一気に栄養を摂り込もうとします。

それは、ちょうど乾いたスポンジが勢いよく水分を吸収するのと同じです。

しかし省エネ体質に変化した身体では、急激に摂り入れた栄養を使い切る事が出来ません。

すると余剰となったカロリーが体脂肪に変わりやすくなり、リバウンドによる激太りが起こりやすくなるのです。

これが、食べないダイエット方法の2つ目の問題です。

リバウンドで太った身体を戻す方法

では、リバウンドで太ってしまった身体は、どうすれば元に戻す事ができるのか?

まずは落ちた筋肉を増やして、省エネ体質を脂肪燃焼体質に変える必要があります。

そのためには筋トレを行いましょう。

筋肉は刺激を与えれば、すぐに反応して太く大きく成長します。

また、食事は急激に元に戻すのではなく、筋肉の増加に伴って少しずつカロリーを増やして行くと良いでしょう。

(3)食べないダイエット方法の末路は栄養失調

自分は太っているという思い込み

さて、食べないダイエットを始める人の中には拒食症の人もいます。

拒食症の人は「食べると太る」「食べると痩せない」という強迫観念から、極端に食べないダイエットに走ってしまう傾向があります。

あるいは、平均的に見れば決して太っている訳でもないのに、自分は太っていると思い込んでいる場合もあります。

もちろん、痩せているか太っているかの判断基準は各個人によって様々ですが、拒食症が進むと最終的には栄養失調に至るので問題です。

食べないダイエットによる栄養失調の弊害

栄養失調の症状は、不足している栄養素によって異なります。

まず、ビタミンやミネラルは主に身体の機能を調整しますから、不足すると様々な体調不良が起こります。

そして糖質は身体のエネルギー源になりますから、不足すると力が出なくなります。

また、タンパク質は筋肉、皮膚、髪の毛などの身体を作る材料になりますから、不足すると老化現象が進みます。

更に、脂肪は予備エネルギーの役割があると同時にホルモンの材料にもなりますから、不足すると身体の機能低下が起こります。

この様に、食べないダイエット方法では健康的に痩せないだけではなく、最終的には栄養失調によって体調を大きく壊してしまうのです。

お腹だけが痩せないのはクワシオルコル症

あなたは、身体は痩せ細っているのに、何故かお腹だけが痩せない人を見た事があるでしょうか?

おそらく写真などでは、お腹だけがポッコリしている難民の姿を見た事があると思います。

実は彼らのお腹だけが痩せないのは、クワシオルコルと呼ばれる症状の一つなのです。

簡単に言うと、栄養失調に伴うタンパク質の不足により、アルブミンと呼ばれる血液成分が減少すると、血管内に水分を引き込む機能に異常が生じるのです。

その結果、余分な水分が血管の外に溢れてしまう訳です。

これが、お腹の部分で起こると腹水となり、難民のようにお腹だけがポッコリと膨らむのです。

ですから、極度の食べないダイエットを続けていると、お腹だけがポッコリと太るクワシオルコル症を引き起こす可能性もあるのです。

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(4)太るのが嫌なら、食べないより食べた方が良い

健康的に痩せるなら食べる

食べないダイエット方法では結局のところ健康的には痩せないし、リバウンドで逆に太る可能性が高くなるという事はお分かりいただけたと思います。

また、栄養失調により体調不良を起こしてしまう問題もあります。

では健康的に痩せるには、どんな方法が良いのか?

それはしっかりと食べて、身体に必要な栄養を十分に摂り入れるという事です。

つまり食べないダイエットではなく、逆に食べるダイエットを行えば上手く痩せられるのです。

そうすれば、脳は飢餓への危機感を示す事はありませんから、体脂肪がエネルギーとして利用されやすくなる訳です。

ただし何を食べるか、あるいは何を過剰に食べないかという事が重要になってきます。

一番太りやすいのは脂肪分なのか?

栄養素には大きく脂質、糖質、タンパク質があり、これを3大栄養素と言います。

ではこの中で、体脂肪に変わりやすいのは何だと思いますか?

おそらく脂質と思われている方が多いでしょうが、脂肪分は胃がもたれやすいので余りたくさん食べる事は出来ない筈です。

また脂質は身体の機能を調整する大切な働きがあり、目安としては1日に50gは必要と言われています。

では、糖質はどうでしょうか?

糖質は御飯、めん類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。

しかも脂質に比べると、主食の糖質はいくらでも食べる事ができると思いませんか?

痩せるなら、糖質は過剰に食べない

糖質は身体のエネルギー源となる栄養素なのですが、実は身体にストックできる量は1500キロカロリー程度でしかありません。

そしてストックし切れなかった糖質は、中性脂肪に作り変えられて体脂肪になるのです。

つまり太る主な原因は、脂肪分よりも糖質の食べ過ぎという事になる訳です。

ですからダイエットするなら、糖質を一度にたくさん食べないというのが大原則になります。

また、糖質の摂取を大幅に減らすと、体脂肪が燃えやすくなるのでダイエット効果が高まります。

それが、いわゆる糖質制限ダイエットです。

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(5)糖質制限と食べないダイエットの違い

糖質制限ダイエットとは?

では、糖質制限ダイエットについて、簡単に解説しておきたいと思います。

私たちの身体のエネルギー源になるのは、糖質と脂質の2つです。

そして優先的にエネルギーとして利用されるのが糖質で、脂肪は予備のエネルギー源です。

ですから身体に糖質が満たされていれば、体脂肪はエネルギー利用されにくいという事になります。

そこで糖質の摂取を減らしてエネルギー不足の状態にし、予備エネルギーの体脂肪を燃やすのが糖質制限ダイエットなのです。

糖質制限の注意点

ただし、糖質を減らす事で摂取カロリー自体が不足してしまうと、結局は食べないダイエット方法と同じになりますから上手く痩せないという事になります。

そこで太るのを抑えながら摂取カロリーを満たすなら、タンパク質をたくさん食べる必要があります。

実はタンパク質というのは、いくら食べても太りにくい最適なダイエット食材なのです。

しかもタンパク質は筋肉の材料になりますから、健康的に痩せるには最適な栄養素です。

タンパク質を多く含む食材は、肉、魚、卵、豆類などです。

つまり健康的に痩せる食事の基本は、高タンパク低糖質という事になります。

このように、糖質制限を行う場合は食べないダイエットと混同しない事が重要なのです。

まとめ

(1)食べないダイエット方法の問題点。

  • 体脂肪ではなく筋肉が落ちやすいので健康的に痩せない
  • リバウンドを起こすと逆に太る
  • 栄養失調で体調不良を起こす

(2)健康的に痩せるなら、しっかり食べて必要なカロリーを満たす必要があります。

(3)ダイエットにおすすめなのは、高タンパク低糖質な食事です。

いかがでしょうか。食べないダイエットは、一見すると痩せるのには最適だと思われがちです。

しかし問題点が多く、健康的には痩せないのでおすすめは出来ません。

ぜひ、食べて痩せる健康的なダイエットを行っていただければと思います。

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