モデルさんの素晴らしいスタイルは多くの女性の憧れでもあります。
そんな女性モデルはお腹の肉を落とす為に何か特別な事をしていると思いますか?
実はそうではありません。
彼女たちが行っているのは、とても簡単な3つの事なのです。
その3つの事とは一体何なのでしょうか?
そこで今回は、女性モデルの秘密のダイエット方法について話します。
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【目次】
(1)女性モデルに学ぶ!お腹の肉を落とす3つの方法とは?
- 女性モデルは水をたくさん飲んでいる
- 女性モデルは塩分を控えている
- 女性モデルは炭水化物を控えている
(2)お腹の肉を落とす!女性に最適な筋トレはアイソメトリックトレーニング
- 太りやすくなるのは基礎代謝の低下
- 筋肉の減少は老化現象
- アイソメトリックトレーニングの方法
(3)お腹の肉を落とすのが上手く行かない女性へのアドバイス
- 食事の回数を減らすと痩せない
- 有酸素運動だけでは上手く痩せない
- 腹筋運動でお腹の肉は落ちない
(4)お腹の肉を落とす!女性の身体の変化と体脂肪の関係
- 女性は更年期になるとメタボ体質になる
- 女性がお腹の肉を落とすなら生理後が最適
まとめ
(1)女性モデルに学ぶ!お腹の肉を落とす3つの方法とは?
世間では幾つものダイエット方法が語られ、実に様々なダイエット商品が売られています。
こうしたダイエット情報が氾濫する中で、本当に効果のある方法を見付けるにはどうすれば良いのでしょうか?
それはスタイルの良い女性モデルが実際に何をやっているかを知る事です。
それが一番なのです。
実は女性モデルがお腹の肉を落とす為にやっている事はとても簡単な事です。
それはお金もかけず、辛い思いもせず、理屈に適った方法です。
その方法とは次の3つです。
女性モデルは水をたくさん飲んでいる
お腹の肉を落とす1つ目の方法は水をたくさん飲む事です。
ほとんどの女性モデルは毎日2リットル近くの水を飲むそうです。
ではなぜ水をたくさん飲むとお腹の肉を落とす効果があるのか?
それは私たちの体内で行われる代謝活動には必ず水分が必要だからです。
代謝とは簡単に言えば体内物質に起こる科学変化です。
そして体脂肪の燃焼も代謝の1つなのです。
まず、固形の体脂肪を燃焼させるには水分で溶かさなければなりません。
また脂肪が燃焼した場合、その燃えカスが尿や汗として排出されるのにも水分が必要です。
このように体脂肪が燃焼する為には必ず水分が必要になります。
ですから女性モデルは水をたくさん飲む事によって常に体脂肪が燃えやすい状態をキープしている訳です。
水を飲むタイミングとしては先ず起床後です。
特にこの時間は体内の水分が不足しています。
ですから女性モデルは起床後に300ml近くの水を飲むそうです。
また食事の前に飲むと食欲を抑える効果があります。
ただし食事中に水を飲み過ぎると胃液が薄まり消化不良を起こしますから控えてください。
後は時間を見付けてこまめに飲むと良いでしょう。
女性モデルは塩分を控えている
お腹の肉を落とす2つ目の方法は塩分を控える事です。
健康のために塩分の摂り過ぎには注意しましょう、などというフレーズはよく耳にすると思いますが、実は塩分の摂り過ぎは太る原因にもなるのです。
その理由は私たちの体液の濃度に関係しています。
人間の体液は約0,9%の濃度に保たれています。
例えば塩分を摂り過ぎると体液が濃くなりますから、それを薄める為には水分が必要となります。
そこで身体は水分を出来るだけ体内に留めておこうとするのです。
すると脂肪の燃えカスなどが上手く体外に排出されなくなってしいます。
つまり体内の水分の循環が悪くなり、それが代謝活動の妨げになってしまう訳です。
すると脂肪の燃焼効率が悪くなり、上手くお腹の肉を落とす事が出来なくなるのです。
ですから女性モデルはハンバーガーなどの塩分が多量に使われている食べ物は出来るだけ口にしないそうです。
女性モデルは炭水化物を控えている
お腹の肉を落とす3つ目の方法は炭水化物を控える事です。
炭水化物は御飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる食べ物で、身体のエネルギー源となる栄養素です。
この炭水化物に多く含まれている糖質は、一時的に身体にストックできる量が限られています。
そして食べ過ぎた分は中性脂肪に作り変えられて贅肉になるのです。
つまり、炭水化物は非常に太りやすい食材という事になります。
ですから女性モデルは出来るだけ炭水化物を食べないようにしているのです。
※参考記事はコチラ⇒炭水化物ダイエットで、お腹回りが痩せる!酵母の力で糖質分解
では何を食べているのか?
それは、タンパク質が豊富な肉、魚、卵、大豆製品などを使った料理です。
このタンパク質というのは非常に太りにくいので、栄養素としてはダイエットに最適なのです。
ですから辛い食事制限をしなくても、タンパク質を主食にしていれば食欲を満たしながらお腹の肉を落とす事ができるのです。
そうは言っても、炭水化物を食べなければエネルギー不足になるのでは?
そんな疑問を持たれる女性もいると思いますが、炭水化物を控える事で予備の脂肪エネルギーが使われやすくなるのです。
また糖質エネルギーが必要になれば、糖新生という形でタンパク質から糖が作り出されます。
以上のように、女性モデルはとても簡単な方法でスタイルを保っていたのです。
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(2)お腹の肉を落とす!女性に最適な筋トレはアイソメトリックトレーニング
太りやすくなるのは基礎代謝の低下
「若い頃は食べても太らなかったのに、年齢と共に太りやすくなってきた」
そう実感している女性は多い筈です。
何故でしょうか?
それは筋肉の減少に伴って基礎代謝が下がり、消費カロリー自体が減ってしまうからです。
筋肉は二十代をピークにして次第に減少していきます。
ですから若い頃と同じ食事をしていたとしても太りやすくなるのです。
筋肉の減少は老化現象
加齢に伴う筋肉の減少は老化現象の一つです。
放っておけば老化はどんどん進みますから、お腹の肉を落とすのも難しくなって行きます。
そこで筋肉の減少を抑える為にも筋トレが有効になってくる訳です。
筋トレというと歯を食いしばってダンベルなどを持ち上げるイメージがありますが、それはあくまでも男性向けの方法です。
もちろん筋肉女子には適しているかもしれませんが、一般的な女性には向いていない方法だと思います。
女性にはもっと最適な筋トレの方法があります。
それはアイソメトリックトレーニングと呼ばれる方法です。
これは器具を使わずに自分の力を利用して行いますから、女性にも無理のない筋トレ法です。
簡単に言うと、身体を動かさずに筋肉に力を加える運動です。
では具体的に各部位の鍛え方を見ていきましょう。
アイソメトリックの方法
「腕の筋トレ」
手首を重ねて十字を作り、互いに押し合います。
すると、それぞれ力コブと二の腕が鍛えられます。
これを腕の上下を入れ替えて行って下さい。
「胸の筋トレ」
胸の前で手のひらを合わせ、互いに押し合うと胸の筋肉が刺激されます。
「背中の筋トレ」
お腹の前で両手の指でカギを作り、互いに握り合います。
そして、肩甲骨を寄せ合うイメージで腕を引っ張り合うと背中の筋肉が刺激されます。
「腹筋の筋トレ」
椅子に腰掛けて脚を大きく開き、膝に手を乗せます。
そして上体を前に倒して膝を手で押して下さい。
膝に上半身の体重を乗せるイメージで行うと腹筋に上手く刺激が加わります。
「脚の筋トレ」
椅子に腰かけて足首を組みます。
そして互いの足首を押し合うと、それぞれ太ももと太ももの裏側の筋肉に刺激が加わります。
これを脚の上下を入れ替えて行って下さい。
これらの運動を普通に呼吸をしながら約10秒間力一杯に行って下さい。
5分もあれば全身の筋肉に刺激を与える事が出来ます。
これを1日に1回行うだけで筋肉の減少を抑え、お腹の肉を落とす効果を高める事が出来るのです。
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(3)お腹の肉を落とすのが上手く行かない女性へのアドバイス
20代~40代の約8割の女性にダイエット経験があるそうですが、その成功率は良く見積もっておよそ5割というところです。
この数値は高いと思いますか、それとも低いと思いますか?
考えてみればダイエット情報が氾濫している中で少なくとも2人に1人が失敗している訳ですから、その成功率は低いと見るのが妥当かもしれません。
ではダイエットに失敗した女性は何が足りなかったのでしょうか?
それはダイエットの正しい知識が無かったか、あるいはやり方を間違っていたかのいずれかです。
そこでよくあるダイエットの間違いについて取り上げておきましょう。
食事の回数を減らすと痩せない
食事の回数を減らしてカロリーを不足状態にすると、その分だけ脂肪が落ちると思われがちですが実はそういう訳ではありません。
食事を減らすと脳は飢餓に対する危機感を示し、カロリー消費を抑えて身体に出来るだけ脂肪を溜め込もうとします。
そこで脂肪ではなくカロリー消費の多い筋肉が減らされるのです。
ですから食事を減らして体重が落ちたとしても、それは脂肪ではなく筋肉の減少分である場合が多いのです。
必要なカロリーはタンパク質を中心にした食事でしっかりと摂取しましょう。
有酸素運動だけでは上手く痩せない
例えばジョギングなどの有酸素運動を続けていると、身体は適応反応を示して省エネ体質に変化します。
省エネ体質になると消費カロリーの多い筋肉が減らされます。
すると少ないエネルギーで長時間の運動が可能になりますから有酸素運動には適しています。
しかし脂肪は燃えにくい状態になるので、お腹の肉を落とす効果は下がります。
また筋肉の減少に伴い、基礎代謝が落ちて日常的な消費カロリーまで減ってしまいます。
この状態では上手くお腹の肉を落とす事が出来ません。
そこで筋肉が減らないように並行して筋トレを行う必要がある訳です。
更に有酸素運動の効果を高める為には、空腹時に行う、20分以上は続ける、軽く息が弾み適度に汗ばむ強度で行う事がポイントです。
※参考記事はコチラ⇒お腹回りの脂肪を落とす運動の秘訣!有酸素運動の4つの鉄則とは?
腹筋運動でお腹の肉は落ちない
ダイエット目的で腹筋運動を行っている女性もいると思いますが、その方法ではお腹の肉を落とす事は出来ません。
なぜなら腹筋運動は筋肉を刺激する運動ですから、お腹の引き締め効果はあっても脂肪を燃やす訳ではないのです。
また、皮下脂肪というのは身体の末端から中心に向かって順番に落ちて行く傾向があります。
ですからダイエットでお腹の肉だけを部分的に落とす事はできない訳です。
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(4)お腹の肉を落とす!女性の身体の変化と体脂肪の関係
女性は男性に比べてホルモンバランスの変化が激しいので、それに伴って体脂肪の増減も大きく変化します。
ホルモンバランスはダイエットと関係が深いので、次の2点を予備知識として覚えておくと良いと思います。
女性は更年期になるとメタボ体質になる
メタボとは内臓脂肪の増加した状態で、いわゆるポッコリお腹がそれに当たります。
一般的にメタボは男性に多い傾向がありますが、女性も更年期になるとメタボ体質になるので要注意です。
その理由は、女性が更年期を迎えるとエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が著しく低下してしまうからです。
エストロゲンは内臓脂肪の増加を抑える働きがあり、またレプチンと呼ばれる満腹ホルモンの分泌を促しますから過食を抑えてくれるのです。
このエストロゲンの分泌が更年期に減少する事により、女性は内臓脂肪が増加しやすくなりメタボ体質になるのです。
更にレプチンに変わって空腹ホルモンのグレリンが増加しますから、食欲が増してつい食べ過ぎてしまうのです。
ですから更年期を迎えてポッコリお腹が気になり始めた女性はメタボの可能性があります。
※参考記事はコチラ⇒女性のメタボは、お腹周りが更年期に大きくなる!その理由と対策
女性がお腹の肉を落とすなら生理後が最適
若い女性の場合は生理周期に伴ってホルモンバランスが変化します。
その影響で太りやすくなる期間と太りにくい期間が周期的に訪れます。
簡単に言うと排卵期から生理までの間というのは、妊娠に備えて身体に栄養を蓄えようとする期間ですから太りやすくなります。
つまりこの期間はダイエット効果が現れにくいので、無理をして痩せようとすると身体に負担がかかります。
そして生理後~排卵期までの約1週間というのは妊娠に備えて栄養を溜め込む必要がなくなります。
ですから、この間はダイエットを行えば痩せる効果が得られやすいので、積極的に運動を行うには最適な期間なのです。
※参考記事はコチラ⇒皮下脂肪を落とす女性のダイエット!成功の秘訣は月経周期にある
まとめ
(1)女性モデルがお腹の肉を落とす為にやっている事。
- 水をたくさん飲む
- 塩分を控える
- 炭水化物を控える
(2)女性に適した筋トレ法はアイソメトリックです。
(3)お腹の肉を落とす効果が得られないダイエットのやり方。
- 食事の回数を減らす
- 有酸素運動だけを習慣的に行う
- 腹筋運動
(4)ダイエットで女性が注意すべき事。
- 更年期の女性はメタボ体質になる
- ダイエット効果が得られやすいのは生理後~排卵期までの約1週間
いかがでしょうか。これまでダイエットに挑戦しても上手く行かなかった女性の方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
※おすすめ記事はコチラ⇒皮下脂肪の測り方!厚さの平均は何センチ?
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