お腹回りが気になるアラフォー女性の賢いアルコールの飲み方!

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アラフォー女性の9割が、ダイエットをしても体型が戻りにくくなったと感じているそうです。

それは加齢や更年期の影響で、お腹回りなどに贅肉が溜まりやすくなるからです。

特にアルコール好きのアラフォー女性の方は要注意です。

飲み方を工夫しなければ、お腹回りはどんどん大きくなってしまいます。

そこで今回は、余分な脂肪を増やさない賢いアルコールの飲み方について話します。

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【目次】

(1)なぜアラフォー世代になると、お腹回りが気になり始めるのか?

  • アラフォーになると基礎代謝が落ちてくる
  • 更年期はホルモンバランスが大きく変わる

(2)お腹回りに注意!あなたは、アルコール好きのアラフォーですか?

  • アルコールのカロリーはどのくらい?
  • お酒に含まれる糖質が太る
  • アルコールと肝臓の関係

(3)これが、お腹回りを大きくしないアラフォーの賢いアルコールの飲み方

  • 糖質の多いアルコールは控え目に
  • アルコールで食が進む
  • 太りにくい酒の肴とは?

(4)アルコール好きのアラフォーの方は肝臓をケアしましょう

  • 肝機能が低下すると太りやすくなる
  • 肝臓を健康に保つ3つの秘訣

まとめ

(1)なぜアラフォー世代になると、お腹回りが気になり始めるのか?

アラフォーになると若い頃とは体質が変わり、お腹回りに余分な肉が付きやすくなります。

その大きな原因は次の2つです。

アラフォーになると基礎代謝が落ちてくる

もし、あなたがアラフォーであるとすれば、こう思っているかもしれません。

食べる量や運動量は若い頃と変わっていないのに、どうしてお腹回りに贅肉が付きやすくなってしまったのか?

それは基礎代謝の低下が原因です。

基礎代謝とは人間が生きているだけで消費されるカロリーで、1日の消費カロリーの約7割を占めています。

消費カロリー自体が少なくなれば、若い頃と同じ生活をしていても当然の事ながら太りやすくなる訳です。

では加齢と共に、どうして基礎代謝が落ちてしまうのでしょうか?

それは筋肉の減少が大きな理由です。

筋肉の減少は加齢による老化現象の一つです。

筋肉は基礎代謝の2~4割を占めていますから何かとカロリーを消費してくれます。

ちなみに筋肉が1kg増えると、基礎代謝だけで50キロカロリーの消費が増えると言われています。

そこで基礎代謝を上げて体質を若く保つには、筋トレを行って筋肉を増やす必要がありますし、せめて筋肉を減らさない努力はしておきたいものです。

参考記事はコチラ⇒お腹の肉を落とす筋トレの方法!これなら一日5分で簡単に出来る

更年期はホルモンバランスが大きく変わる

アラフォーになるとお腹回りが気になるもう1つの理由は、更年期によるホルモンバランスの変化です。

若い女性は出産を控えていますから女性ホルモンの分泌が盛んです。

女性ホルモンは内臓脂肪の代謝を活発にして、その蓄積を抑制するという働きがあります。

ところがアラフォーになると更年期が近付いて女性ホルモンの分泌が減少し始めます。

すると内臓脂肪が溜まりやすくなり、お腹回りがポッコリと大きくなってしまうのです。

そしてアラフォー女性のホルモンバランスの変化のもう1つが、レプチンの減少とグレリンの増加です。

女性ホルモンはレプチンと呼ばれる満腹ホルモンの分泌を促します。

つまり、レプチンは満腹中枢を刺激して過食を抑えてくれるのです。

ところが女性ホルモンが減少してくるとレプチンの分泌も減少し、それに代わってグレリンと呼ばれる空腹ホルモンの分泌が増えるのです。

空腹ホルモンが増加すると食欲が増し、つい食べ過ぎて太りやすくなるのです。

この様にアラフォー女性は体質が大きく変化して太りやすくなりますから、食事の管理や運動が非常に重要になってきます。

参考記事はコチラ⇒女性のメタボは、お腹周りが更年期に大きくなる!その理由と対策

そしてアラフォー女性の中でも、特にアルコール好きの方は腹回りが大きくなる可能性が高いので要注意です。

そこで今度は、アラフォー女性とアルコールにいて考えてみましょう。

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(2)お腹回りに注意!あなたは、アルコール好きのアラフォーですか?

アルコールのカロリーはどのくらい?

お酒に含まれるアルコール1gは7キロカロリーです。

同じ1gの糖質とタンパク質が4キロカロリー、脂肪が9キロカロリーですから、アルコールのカロリーはやや高めです。

ただしアルコールのカロリーはエンプティカロリーと呼ばれています。

エンプティカロリーとは糖質、脂質、タンパク質を含まない栄養素が空のカロリーです。

ですからアルコール自体のカロリーは身体に蓄積される事はなく、優先的に消費されると言われています。

アルコールを飲むと身体が火照ったり熱くなるのは、アルコールのカロリーが消費されて熱を発しているからだと言えるでしょう。

だったら、アルコールはいくら飲んでも太らないのではないか?

そう思われるかもしれませんが、お酒によっては別のカロリーも含まれているのです。

お酒に含まれる糖質が太る

お酒にはアルコールのカロリー以外にも、糖質カロリーが含まれているものがあります。

糖質は糖分、あるいは御飯、麺類、パンなどの炭水化物にも多く含まれている栄養素ですが、これは摂り過ぎると太ります。

最近よく、糖質カット、糖質ゼロ、糖質オフといったお酒が出回っていますが、これらは太る糖質を抑えたダイエット志向のお酒という事になります。

ちなみに、お酒100gに含まれる糖質の量は次の通りです。

  • 梅酒(20,7g)
  • 紹興酒(5,1g)
  • 清酒(3,6g~4,9g)
  • 発泡酒(3,6g)
  • ビール(3,1)
  • ワイン白(2g)
  • ワイン赤(1,5)
  • ジン(0,1)

また糖質を含まないお酒は次の通りです。

  • 焼酎
  • ウイスキー
  • ブランデー
  • ウォッカ
  • 糖質ゼロのビール

アルコールと肝臓の関係

アルコール成分は肝臓で分解されて処理されるのですが、この時に中性脂肪が作られやすくなると言われています。

つまり例え糖質ゼロのアルコールであっても、飲み過ぎると中性脂肪を増やしてお腹回りに贅肉が付きやすくなる訳です。

更にアルコールを飲み過ぎて肝臓が弱ってくると、処理しきれなくなった中性脂肪が肝臓に溜まる事があります。

こうして脂肪が溜まった状態の肝臓はアルコール性脂肪肝と呼ばれ、その機能が低下します。

肝臓の機能が低下すると脂肪の処理能力が低下しますから、身体に脂肪がますます溜まりやすくなります。

これらがアルコールによってお腹回りが大きくなる理由ですが、かと言ってアルコール好きのアラフォー女性が禁酒をする訳にもいきません。

そこで、アルコールを飲むならお腹回りを大きくしないような賢い飲み方をお勧めします。

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(3)これが、お腹回りを大きくしないアラフォーの賢いアルコールの飲み方

酒は百薬の長とも言われていますから、必ずしも身体に悪い訳ではありません。

問題は飲み方です。

アルコールの飲み方で薬のような効果も得られますし、お腹回りに贅肉を増やしてしまう場合もあります。

では、アラフォー女性はどんな酒の飲み方をすれば太りにくいのでしょうか?

糖質の多いアルコールは控え目に

アラフォー女性に人気のあるお酒は、梅酒、酎ハイ、サワー、カクテルといった所ではないでしょうか。

これらのお酒は甘くて口当たりが良いので何杯でも飲めてしまいます。

しかし糖分が多く使われていますから飲み過ぎると太りやすくなります。

そこで糖質を抑える為には、焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの糖質を含まないアルコールを、ミネラルウオーター、ウーロン茶、炭酸水で割ると良いでしょう。

もしくは出来るだけ糖質をカットしたアルコールを選ぶ事です。

アルコールで食が進む

ではお酒の糖質を控えれば腹回りに贅肉が付かないかというと、そういう訳ではありません。

実はお酒で太りやすくなる主な原因は、その食欲増進効果にあると言ってもいいでしょう。

お酒には胃液の分泌量を増やして消化を促進する効果があります。

特にビールに含まれるホップ、あるいは炭酸ガスが胃壁を強く刺激して食欲を増進させるそうです。

考えてみれば、アルコールの席では絶えず何かを口にしています。

あれだけ食べ続けていれば太らない訳がありません。

だったら、食べないで飲むだけにすれば良いのでは?

と考える方もいるかもしれませんが、それはアルコールの飲み方としては良くありません。

なぜなら、空腹状態の胃にアルコールを流し込むと胃壁が荒れてしまうからです。

つまり食べ物はアルコールが直接的に胃を刺激するのを和らげてくれる役割があるのです。

また、食べないでいるとアルコールの吸収が早くなるので酔いやすくなり、肝臓にも負担がかかります。

そこで酒の肴を工夫してみてはどうでしょうか?

太りにくい酒の肴とは?

脂質と糖質は食べ過ぎると太りますが、これに対してタンパク質は非常に太りにくい栄養素です。

なぜなら、タンパク質は余剰分が体外に排出されやすいからです。

ですから太りにくい酒の肴を選ぶなら、肉、魚、卵、大豆製品などを使ったタンパク質料理がおすすめという事になります。

例えば、肉をたくさん食べるとお腹回りの脂肪になりそうなイメージがあるかもしれません。

しかし赤身の肉ならタンパク質が豊富ですから、実は太りにくいのです。

以上が、アラフォー女性がアルコールでお腹回りを大きくしない秘訣です。

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(4)アルコール好きのアラフォーの方は肝臓をケアしましょう

肝臓は摂取した栄養の分解、合成、解毒などの重要な働きがあり、基礎代謝の約27%を占めると言われています。

つまり肝臓は最も良く働く臓器なので、カロリーもたくさん消費するのです。

肝機能が低下すると太りやすくなる

既に話しているように、アルコールの飲み過ぎは脂肪肝の原因にもなります。

脂肪肝になると肝臓の働きが弱まるので基礎代謝が落ちて消費カロリーが減少します。

すると痩せにくくなり、お腹回りにも贅肉が付きやすくなる訳です。

ですから基礎代謝を高めて太りにくい体質になる為には、日頃から肝臓の働きを高めておく事が重要です。

そこで肝臓を健康に保つ秘訣について話しておきましょう。

肝臓を健康に保つ3つの秘訣

①食べ過ぎない

肝臓は身体の化学工場だと言われています。

つまり食事で摂取した栄養の処理を行うのが肝臓なのです。

ですから食べ過ぎると肝臓に負担がかかり、栄養の処理が追いつかなくなります。

こうしてオーバーワークを繰り返していると、次第に肝臓は弱ってしまいます。

そこで肝臓の負担を軽くする為にも、食事は腹八分目を心掛けましょう。

②休肝日を作る

肝臓は普通に食事をするだけでも良く働いていますから、アルコールを飲むと負担は倍増します。

特にアラフォー世代は仕事の付き合いなどでアルコールを飲む機会が多くなります。

そして連日の様に深酒をしていると肝臓は相当なダメージを受けてしまいます。

しかし肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているだけに、本人はそれに気付かない事が多いのです。

ですから、もし何らかの自覚症状が現れた場合、肝臓はかなり悪くなっていると考えた方が良いでしょう。

そこで、最低でも週に1度は酒を口にしない休肝日を設けてみてはいかがでしょうか?

③肝臓を元気にする食べ物

ブロッコリー、かぼちゃ、ゴマ、ウナギ、牡蠣、ナッツ、シジミに含まれるビタミンは、肝臓が栄養を処理する能力を高めます。

特にシジミには肝臓の疲労回復を促すオルニチンが含まれています。

また、肉、魚、卵、豆類などに多く含まれているタンパク質は、肝臓の主要な働きである代謝や解毒に必要な酵素の素になります。

そして壊れた幹細胞の修復の材料にもなります。

以上が肝臓を健康に保つ秘訣です。

まとめ

(1)アラフォーの女性は更年期のホルモンバランスの変化、あるいは基礎代謝の低下によってお腹回りに贅肉が溜まりやすくなります。

(2)お酒に含まれるアルコールのカロリーはエンプティカロリーと呼ばれ、優先的に消費されて身体には残らないと言われています。

(3)お腹回りに贅肉を溜めにくいアルコールの飲み方。

  • 糖質の含有量が少ないアルコールを選ぶ
  • 酒の肴はタンパク食品を中心に選ぶ

(4)肝臓を健康に保つ方法。

  • 暴飲暴食をしない
  • 肝臓を元気にする食べ物を食べる
  • 休肝日を設ける

いかがでしょうか。アラフォー世代は体質の変化に伴い、お腹回りに贅肉が付きやすくなります。

特にアルコールが好きなアラフォーの方は、飲み方を工夫して肥満を予防しましょう。

おすすめ記事はコチラ⇒加齢でお腹回りが太ったのはなぜ?中高年が肥満体質になる2つの理由

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