メタボの悪影響を知ったら怖い!身体に起こる3つの異変とは?

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肥満には体脂肪の溜まり具合によって2つのタイプがあります。

1つは見た目に太ってみえる皮下脂肪型の肥満です。

もう1つはポッコリお腹の内臓脂肪型の肥満、即ちメタボです。

そして身体に深刻な悪影響を及ぼすのは内臓脂肪の方です。

内臓脂肪は生活習慣病のリスクを高めます

そこで今回は、メタボが引き起こす悪影響について話します。

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【目次】

(1)身体に悪影響を及ぼすメタボ体質とは?

  • メタボと肥満との違い
  • 皮下脂肪と内臓脂肪の違い

(2)注意!メタボが引き起こす3つの悪影響

  • 内臓脂肪が増加すると…
  • メタボの悪影響①:「高血圧」
  • メタボの悪影響②:「高血糖」
  • メタボの悪影響③:「脂質異常」

(3)メタボの悪影響から身を守る方法

  • 食べ物で悪玉コレステロールを減らす
  • 余分な中性脂肪を溜め込まない方法

まとめ

(1)身体に悪影響を及ぼすメタボ体質とは?

メタボと肥満との違い

まず初めにメタボの定義について説明しておきましょう。

メタボ=肥満と考えている方も多いと思いますが実は違います。

メタボは正式に言うと、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)です。

その定義は「腹囲が男性85cm、女性90cm以上を満たし、高血圧、高血糖、脂質異常のうちの二つの症状が見られる場合」です。

つまりメタボは内臓脂肪が増加した状態であり皮下脂肪は関係がありません。

一般的に言われる肥満は、BMI(体格指数)と呼ばれる数値で判定する事が出来ます。

その計算式は次の通りです。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

この数値が25以上になれば肥満と判断されます。

これは皮下脂肪と内臓脂肪の両方を合わせた肥満の判断基準です。

ですから一見すると太っていても、内臓脂肪が少なければメタボではないという場合もあります。

皮下脂肪と内臓脂肪の違い

ではここで、皮下脂肪と内臓脂肪の違いについて簡単に説明しておきましょう。

皮膚の上からつまめる皮下脂肪は増減に時間がかかります。

そして増加すると体型を悪くして膝に負担をかけますが、病気などの深刻な悪影響を及ぼす訳ではありません。

一方で、お腹の内臓周りに溜まる内臓脂肪は増えやすく落ちやすい性質があります。

そして増加すると様々な悪影響を及ぼして生活習慣病のリスクを高めます。

つまり同じ脂肪であっても、身体に悪さをするのは皮下脂肪ではなく内臓脂肪という事になります。

一般的にメタボは女性よりも男性に多く見られる症状です。

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(2)注意!メタボが引き起こす3つの悪影響

内臓脂肪が増加すると…

これまで、脂肪細胞というのは単に余ったエネルギーを貯蔵する場所であると考えられてきました。

ところが正常な脂肪細胞は意外にも善玉物質を分泌する事が分かりました。

この善玉物質はアディポネクチンと呼ばれています。

アディポネクチンは血液中の糖質や脂質の量を正常に保ち、あるいは血圧をコントロールする働きがあります。

しかしメタボになり内臓脂肪が増加するとアディポネクチンの分泌が減少します。

すると高血圧、高血糖、脂質異常といった悪影響が及んで来るのです。

参考記事はコチラ⇒これが、メタボを撃退するアディポネクチンの絶大な効果です!

では、この3つの悪影響について具体的に見ていきましょう。

メタボの悪影響①:「高血圧」

内臓脂肪が溜まると血中の中性脂肪コレステロールが増加し、血管の壁に付着しやすくなります。

それが固まるとプラークとなり、血液の通り道を狭くして血圧が上がります。

このプラークが大きくなると高血圧を引き起こします。

高血圧によって血液と血管との間に摩擦が生じると柔らかい血管の内壁には傷が生じます。

この時に正常な脂肪細胞はアディポネクチンを分泌してその傷を修復するのです。

しかし内臓脂肪の増加によりアデュポネクチンの分泌が減少すると、血管の修復が上手くいかなくなります。

また、増加した内臓脂肪からは血管を収縮させる物質が分泌されます。

血管が収縮すると血液の通路が狭くなり、高血圧を招いて血管を傷付けやすくします。

高血圧でリスクが高まる病気は、脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞、腎障害です。

メタボの悪影響②:「高血糖」

増加した内臓脂肪に蓄えられた中性脂肪は、遊離脂肪酸となって血中に漏れ出します。

この遊離脂肪酸はインスリン抵抗性を引き起こします。

インスリン抵抗性というのは簡単に言うと、膵臓から分泌されるインスリンの働きが鈍るという事です。

私たちが糖分、ご飯、麺類、パンなどの糖質を摂取すると、消化吸収の後にブドウ糖(血糖)となって血中を漂います。

これが、血糖値が上がるという事です。

そこでインスリンが働く事により、血中のブドウ糖は筋肉や肝臓にエネルギー源として取り込まれるのです。

こうして血糖値が下がり、その値が一定に保たれます。

ところが内臓脂肪の増加によってインスリンの働きが鈍くなってしまうと血糖値が上手く下がらない訳です。

これが高血糖です。

すると何とか血糖値を下げようとする為に、膵臓から更に多量のインスリンが分泌されるのです。

こうして膵臓が酷使され続けてしまうと、やがて膵臓の機能が低下してインスリンが分泌されにくくなってしまいます。

それが糖尿病の発症へとつながってしまうのです。

高血糖が原因で起こりやすい病気は糖尿病、糖尿病性神経症、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、血管障害、歯周炎、歯槽膿漏です。

メタボの悪影響③:「脂質異常」

通常であれば、血液中の脂質の量は一定に保たれています。

しかし内臓脂肪の増加により血中の脂質が異常な数値を示すと悪影響が及びます。

脂質異常とは血中のコレステロール中性脂肪の数値の異常です。

「コレステロールの善玉と悪玉とは?」

コレステロールは私たちの身体に必要な栄養素です。

その役割は細胞膜を作る、筋肉を作るホルモンの材料になる、栄養分の分解、栄養を吸収する胆汁酸の原材料になるといったところです。

なおコレステロールには性質の違う善玉悪玉の二種類があります。

そして善玉が少なく、悪玉が多い状態が脂質異常です。

悪玉は身体の隅々にコレステロールを運びますが、増え過ぎると血管の壁に付着します。

それが蓄積すると血管は弾力を失って中が詰まり、やがて動脈硬化をもたらします。

一方の善玉というのは、血管の中にある余分なコレステロールを肝臓に運ぶという役割があります。

つまり善玉、悪玉というのは、役割の違う2種類のコレステロールを呼び方で区別しているに過ぎません。

ですから悪玉コレステロールだから身体に悪影響だけを及ぼすという訳ではないのです。

要はコレステロールを身体の隅々に運ぶ悪玉と、余分なコレステロールを回収する善玉のバランスが問題なのです。

ですから、どちらかが多過ぎでも少な過ぎても良くない訳です。

「中性脂肪が増えると…」

中性脂肪は身体を動かすエネルギー源になりますから、それ自体が悪影響を及ぼすものではありません。

しかし余分な中性脂肪は贅肉となり身体に溜まります。

また、中性脂肪が増加して肝臓での処理が間に合わなくなると、肝臓自体が中性脂肪を溜め込んでしまいます。

すると肝臓は脂肪肝の状態になり機能が低下します。

こうして中性脂肪が増えてしまうと、コレステロールの悪玉が増加して善玉が減少します。

その結果、コレステロールはバランスを崩して血管の壁に蓄積するのです。

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(3)メタボの悪影響から身を守る方法

メタボと診断された場合は、悪影響が及んで病気を引き起こす前に次の様な対策を行うと有効です。

食べ物で悪玉コレステロールを減らす

もずくなどのネバネバ成分を含んだ食べ物は余分なコレステロールを排除してくれます。

ブロッコリー、キャベツは悪玉コレステロールの分解、排出を促します。

大豆製品サポニンという成分を含んでおり悪玉コレステロールを分解してくれます。

余分な中性脂肪を溜め込まない方法

「糖質の摂取を減らす」

余分な糖質は中性脂肪に変わりますからメタボの大きな原因になります。

特にご飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物は糖質を多く含んでいるので、摂り過ぎに注意しましょう。

糖質の摂取を減らした分は、肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク食品を食べると満腹感も得られます。

実はタンパク質というのは太りにくいので、ダイエットには最適な栄養源なのです。

「筋トレで筋肉を増やす」

メタボ解消にお勧めの運動は筋トレです。

筋肉を増やすと基礎代謝が上がるので、日常的なカロリー消費が増加します。

つまり、何もしなくても寝ている間にも脂肪が燃焼しやすい体質になれる訳です。

「暴飲暴食をしない」

肝臓は摂取した栄養の分解や合成、中性脂肪やアルコールの処理を行っています。

ですから暴飲暴食をすると肝臓に負担をかけ、その機能を低下させてしまいます。

肝臓が弱ると中性脂肪の処理能力が低下し、内臓脂肪が身体に溜まり易くなりメタボを招きます。

腹八分目を心掛け、お酒を飲む人は定期的に休肝日を設けて肝臓をいたわりましょう。

まとめ

(1)内臓脂肪が増加すると、超善玉ホルモンと呼ばれるアディポネクチンの分泌が減少します。

(2)メタボを発症すると次の3つの悪影響が及びます。

  • 内臓脂肪から中性脂肪やコレステロールが血中に漏れ出し、血管壁に付着して血液の通路が狭くなる→高血圧
  • インスリンの働きが鈍くなり血糖値が下がりにくくなりる→高血糖
  • 中性脂肪と悪玉コレステロールの増加により善玉コレステロールが減少→脂質異常

(3)メタボの予防、解消方法は次の3つです。

  • 食べ物で悪玉コレステロールを減らす
  • 糖質を減らしてタンパク質の摂取を増やす
  • 筋トレで基礎代謝を上げる
  • 暴飲暴食をしない

いかがでしょうか。メタボは外見上のポッコリお腹が気になるかもしれませんが、自覚症状は現れにくいと言われています。

しかし身体の中では気付かないうちに内臓脂肪による様々な悪影響が及んでいます。

ポッコリお腹が気になる方はメタボの疑いアリですから内臓脂肪を減らしましょう。

おすすめ記事はコチラ⇒メタボなお腹回りをダイエットで解消!効果的な運動と食事の方法

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