飲料でメタボ対策なら、この5つの飲み物でダイエット効果が倍増!

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メタボ対策に向けたダイエットの基本は食事の改善と運動です。

その効果を更に高めたいという方は飲料にも気を配ってみてはいかがでしょうか?

飲料のサポートによって体脂肪の燃焼効率を高め、あるいはその蓄積を抑える事が可能になります。

そこで今回はメタボ対策に有効な飲料の効果について解説し、厳選の5種類をご紹介したいと思います。

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【目次】

(1)これが、メタボ対策に役立つ飲料の4つの効果

  • ①糖質の吸収を抑える
  • ②脂肪の吸収を抑える
  • ③体脂肪の燃焼に働きかける
  • ④メタボの症状を抑える

(2)これが、メタボ対策に役立つ5種類の飲料

  • お茶
  • コーヒー
  • 豆乳
  • トマトジュース
  • ココア

(3)トクホ飲料に含まれる、メタボ対策に有効な成分

  • トクホとは?
  • トクホ飲料に含まれる成分

まとめ

(1)これが、メタボ対策に役立つ飲料の4つの効果

一言でメタボ対策に有効な飲料といっても、その効果は大きく次の4つに分けられます。

①糖質の吸収を抑える

糖質は糖分の他にも、ご飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。

実はこの糖質こそが太る大きな原因で、食べ過ぎた糖質は体脂肪に変わります。

糖質は消化の途中で細かく分解され、ブドウ糖の状態となって身体に吸収されます。

そこで糖質の分解に関わる消化酵素の働きを抑え、その吸収を妨げるのがメタボ対策の1つ目の飲料です。

②脂質の吸収を抑える

脂肪分の摂り過ぎが太る原因である事は皆さんもご存知の通りです。

食事から摂り入れた脂質は分子が大きいので消化の途中で細かく分解されます。

そして最終的には脂肪分解酵素のリパーゼによって脂肪酸とグリセリンに分解されて身体に吸収されます。

そこで脂肪の分解に関わる消化酵素の働きを抑え、その吸収を妨げるのがメタボ対策の2つ目の飲料です。

③体脂肪の燃焼に働きかける

ここで、体脂肪の燃焼の流れを簡単に説明しておきます。

①空腹時、あるいは運動によって体温が上昇すると脂肪分解酵素のリパーゼが活性化します。

②リパーゼは体脂肪を溶かして脂肪酸に分解します。

③脂肪酸が血中に溶け出して全身の細胞に運ばれます。

④脂肪酸は細胞の中にあるミトコンドリアに取り込まれて燃焼し、エネルギーに変わります。

※なお燃焼されずに残った脂肪酸は再び体脂肪に戻ります。

こうした脂肪燃焼の過程に働きかけ、その機能を向上させるのがメタボ対策の3つ目の飲料です。

④メタボの症状を抑える

内臓脂肪が増加してメタボを発症した場合、高血圧、高血糖、脂質異常などが起こります。

高血圧は心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。

高血糖になると糖尿病を発症する可能性が高くなります。

脂質異常はコレステロールのアンバランスを招いて動脈硬化の原因になります。

メタボ対策の4つ目の飲料は、こうした症状を抑える働きがあります。

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(2)これが、メタボ対策に役立つ5種類の飲料

ではメタボ対策に有効な厳選の5種類の飲料について、その効果を見ていきましょう。

お茶

お茶の多くがメタボ対策に有効な成分を含んでいます。

その中から特に馴染みの深いお茶を3つ選んでみました。

・脂肪の燃焼を高めてメタボ対策なら「緑茶」

緑茶に含まれるカテキンには、体脂肪の燃焼を促進する効果があると言われています。

あの緑茶に特有の苦み成分がカテキンです。

ある調査報告によると、高濃度カテキンを長期間にわたって摂取したところ体脂肪の減少が見られたそうです。

もともと肝臓には脂肪を燃焼させる酵素があるのですが、これはカテキンの効果が肝臓に及んで酵素の働きを活性化したと考えられています。

また高濃度カテキンを長期間にわたって摂取していると、運動時の脂肪燃焼効果が高まったという報告もあります。

・脂肪の吸収を抑えてメタボ対策なら「ウーロン茶」

ウーロン茶に含まれるウーロン茶ポリフェノールは、脂肪を分解する消化酵素の働きを邪魔します。

すると、上手く分解されなかった脂肪分が吸収されずに排出されます。

ですからウーロン茶は油っこい中華料理などを食べる時の飲料としてお勧めです。

・メタボ対策の王道なら「杜仲茶」

杜仲茶にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれている上に、メタボ対策には非常に効果が高い飲料です。

まず杜仲茶に含まれるゲニポシド酸には脂肪の分解と吸収を抑える働きがあります。

これはウーロン茶のポリフェノールと同じ効果です。

また肝機能を高め、血管の拡張作用もあり、身体の新陳代謝を良くして体脂肪の燃焼を促進します。

これは緑茶に含まれる茶カテキンにも見られる効果です。

このように杜仲茶は緑茶とウーロン茶の持つダブルの効果がありますから、お茶の中でもメタボ対策の王道と呼べる飲料です。

参考記事はコチラ⇒お茶ダイエットで痩せる方法!おすすめ10種類の効果でメタボ改善

コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインクロロゲン酸という成分は次の様な素晴らしい相乗効果をもたらします。

  • 体脂肪の蓄積を抑え、脂肪肝を予防する
  • 善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロール減らす
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 糖質の吸収を遅らせる
  • 運動前に飲むと体脂肪の燃焼を高める。

このようにコーヒーはメタボ対策としてお勧めの飲料ですが、あくまでも適量を心掛けて下さい。

豆乳

豆乳には次の様な有効成分が含まれており、メタボ対策に効果が期待できる飲料です。

「大豆イソブラボン」

腸の表面には栄養の吸収面積を増やすための細かい毛の様なヒダが生えています。

大豆イソブラボンはこのヒダを収縮させる働きがあります。

それにより糖質の吸収を遅らせ、余分な糖質が体脂肪に変わるのを抑える効果があります。

更に満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあるので過食を避ける事が出来ます。

「大豆ペプチド」

吸収したカロリーの消費を高め、体脂肪の燃焼を促進する効果があると言われています。

また基礎代謝を上げるので、運動をしていない安静時においても、体脂肪の燃焼効果を高めます。

「大豆レチシン」

肝臓で作られた脂肪を肝臓の外に運ぶ働きがあり、脂肪肝を予防します。

また血中の悪玉コレステロールを減らすので動脈硬化を予防します。

これらの効果は大豆製品の全般について言える事ですが、豆乳は飲料ですから摂取が最も簡単です。

トマトジュース

トマトに含まれるリコピンは病気や老化の原因になる活性酸素を取り除く抗酸化作用がある事はよく知られています。

それだけでなくリコピンは血糖値を下げ、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きもあるので動脈硬化を予防します。

更にトマトに含まれるクエン酸はクエン酸回路を高めるそうです。

クエン酸回路とは糖質や脂質を使ってエネルギーを生産する働きです。

エネルギー生産が高まればカロリー消費量も増えますから、それだけ体脂肪の蓄積が抑えられるという訳です。

ココア

ココアは特異な性質を持った飲料で、それがメタボ対策に効果があるようです。

まずココアに含まれる不溶性食物繊維は胃の中で何倍にも膨れ上がるので、満腹感が得られ食欲を抑える効果があります。

確かにココアを飲むと腹が膨らんだ感じになります。

また水溶性食物繊維も含んでおり、これは胃の中でゲル状になって脂質や糖質を包み込んでしまいます。

すると余分な脂肪の吸収が抑えられ、また血糖の上昇が緩やかになるので高血糖の予防にもなります。

更にココアに含まれるカカオポリフェノールは血中の悪玉コレステロールを減らして動脈硬化や高血圧を予防します。

以上がメタボ対策に優れた効果があるとされる選りすぐりの飲料5選でした。

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(3)トクホ飲料に含まれる、メタボ対策に有効な成分

最近ではトクホ(特定保健用食品)と呼ばれる様々な飲料が出回っており、メタボ対策にも効果があると言われています。

(このマークが付いているのがトクホ商品です)

トクホとは?

トクホとは具体的に言うと次の様なものを言います。

「からだの生理機能などに影響を与え、保健機能成分を含み、血圧、血中コレステロール、などを正常に保つ事を助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つなどの保健効果が科学的に証明されている」

一見すると飲むと効果的に体質異常が改善されそうな気がしますが、薬のように病気の治療を目的にしたものではありません。

また多く飲んだからといって効果が高まる訳ではありません。

更に飲み過ぎによって健康被害が出たという報告もありますから、あくまでも適量を守るべきです。

ですから即効性を期待するのではなく、あくまでも健康補助的な役割として利用するのが良いでしょう。

トクホ飲料に含まれる成分

トクホ飲料にはお茶の種類が数多く見られます。

すでに話している通り、お茶に含まれるカテキンやポリフェノールは脂肪の吸収を抑えたり、脂肪の燃焼を促す効果があります。

そこでカテキンの量を増やしたり、あるいは次のような成分を新たに加える事でトクホ飲料として売り出している訳です。

「難消化性デキストリン」⇒脂肪や糖の吸収を抑える働きのある食物繊維。

「ケルセチン配糖体」⇒脂肪分解酵素を活性化させ、体脂肪を減らす働きがある。

「ゴマペプチド」⇒血管を収縮させる物質を生成する酵素の働きを阻害する。

またコーヒーも何種類かありますが、コーヒーの効果については既に述べた通りです。

なおトクホのコーヒーはミルクや砂糖を加えずにブラックとして売られています。

更にコーラなどの炭酸ジュースの中にも、難消化性デキストリンなどの成分を加える事によってトクホ指定を受けている物があります。

それらは糖質を抑える為に砂糖を使用せず、アスパムテールスクラロースといった糖質ゼロの人口甘味料が使われています。

勿論、糖質ゼロですからカロリーは抑えられますが、こうした人口甘味料は砂糖の何十倍~何百倍の甘さがあると言われています。

健康面での悪影響については賛否両論ありますが、私自身は出来るだけ自然の物を口にするように心掛けています。

トクホマークが与える健康イメージは大きく、これらの商品は大きく売り上げを伸ばしています。

そして消費者の中にはトクホ飲料を飲んでいるから安心であると思っている人もいるかもしれません。

しかしメタボ対策の基本は食事の改善と運動ですから、それを忘れてトクホ飲料の健康イメージに頼り過ぎるのはお勧めできません。

あくまでもメタボ改善のサポートとして利用されるのが良いと思います。

まとめ

(1)メタボ対策に効く飲料の効果は大きく次の4つです。

  • 糖質の吸収を抑える
  • 脂肪の吸収を抑える
  • 体脂肪の燃焼に働きかける
  • メタボの症状を抑制する

(2)メタボ対策に効果的な飲料は次の5種類です。

  • お茶(緑茶、ウーロン茶、杜仲茶)
  • コーヒー
  • 豆乳
  • トマトジュース
  • ココア

(3)トクホ飲料は食事の改善と運動によるメタボ対策の効果をサポートするものです。

いかがでしょうか。食事の改善と運動に加え、今回ご紹介した飲料を摂り入れる事でメタボ対策の効果が高まります。

ぜひ参考にしていただければと思います。

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