太りたい男女が健康的に太るなら、筋肉をつけながら脂肪を増やすのが理想的です。
あなたも、太りたいでしょうか?
そのためには筋トレを行いながら、太る食べ物をしっかりと摂取する必要があります。
また、太るサプリやプロテインを利用するのも良いと思います。
そこで今回は、健康的に太るなら何を摂取すれば良いかについて解説したいと思います。
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【目次】
(1)これが、筋肉をつけて健康的に太る食べ物
- 筋トレで筋肉は何倍にも太る
- 筋肉が太る食べ物はタンパク食材
- タンパク質とビタミンB6で効果的に筋肉が太る
(2)体脂肪を増やして太る食べ物
- 太るためのエネルギー源を確保
- 糖質は体脂肪に変わる
- 最も太りやすい食べ物の組み合わせは?
(3)おすすめの太るサプリ
- 筋トレのパフォーマンスを高めるサプリ
- 筋肉の減少を防ぐサプリ
- 筋肉の疲労回復を促進するサプリ
- 筋肉が太るサプリ
(4)健康的に太りたい男女におすすめ!これが、太るプロテイン
- 太る為に、1日に必要なタンパク質の量
- タンパク質を食べ物で補うと?
- プロテインは最高のタンパク食材
- 太るプロテイン系のサプリ
まとめ
(1)これが、筋肉をつけて健康的に太る食べ物
筋トレで筋肉は何倍にも太る
健康的に太るためには、まず筋トレを行って筋肉を増やす必要があります。
そうは言っても、もともと筋量の少ない痩せ型の人は、筋肉で太るのは難しいと思うかもしれません。
ところが筋肉というのは、鍛える事によって何倍にも大きく太るのです。
例えばトップクラスのボディビルダーなどでも、昔は細かったという人が意外と多いのです。
ですから、ガリガリ体型の人でも上手く筋トレを行えば、別人のように身体を変える事が可能です。
筋肉を増やして太るための筋トレの方法については、コチラで解説しています。
⇒筋トレで太る方法と運動メニュー!太りたい男女が簡単に筋肉を増やすコツ
筋肉が太る食べ物はタンパク食材
ただし、いくら筋トレを行っても、筋肉を作る材料となる食べ物が不足すると太る事は出来ません。
その食べ物とは、即ちタンパク質の豊富な食材です。
タンパク質が豊富な食べ物は、肉、魚、卵、大豆製品などです。
また、プロテインはタンパク補助食品として良く知られています。
これらの食べ物は動物性と植物性に分けられますが、植物性の食べ物に偏ってしまうとタンパク質が上手く筋肉に変わりません。
なぜなら、動物性と植物性のタンパク食材ではアミノ酸スコアに違いがあるからです。
アミノ酸スコアとは、タンパク質が体内でどれだけ有効に利用されるかの指標です。
そしてアミノ酸スコアが高いのは、植物性よりも動物性のタンパク食材という事になります。
アミノ酸スコアについて詳しくは、コチラで解説しています。
⇒筋トレにはアミノ酸スコアが重要!筋肉にお勧めは豆乳と牛乳のどっち?
ですから筋肉を増やして太るなら、たんぱく質が豊富な動物性と植物性の食べ物をバランス良く食べる事が重要です。
タンパク質とビタミンB6で効果的に筋肉が太る
また、タンパク質を筋肉に変える時に必要な、補酵素となる栄養素の摂取も非常に重要です。
その栄養素とは、即ちビタミンB6です。
ですから、いくらタンパク質を多く含む食べ物を摂り入れたとしても、ビタミンB6が不足すれば筋肉は上手く太らない訳です。
ビタミンB6が豊富な食べ物は、にんにく、バナナ、マグロ、カツオ、レバーなどです。
つまり筋肉を増やして太るなら、タンパク質とビタミンB6の豊富な食べ物の組み合わせが最良という事になります。
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(2)体脂肪を増やして太る食べ物
太るためのエネルギー源を確保
筋肉を増やして太るには、オーバーカロリーの原則というのがあります。
それは、筋肉が太る栄養源を確保するには、摂取カロリーに余剰分がなければならないという事です。
もしカロリーが不足すれば、筋肉が分解されてエネルギーが作られる場合もあります。
これは、我が身を削って栄養源を生み出すという状態ですから、太るためには出来るだけ避けなければなりません。
ですから、身体のエネルギー源となる食べ物もしっかりと食べる必要がある訳です。
その食べ物とは、即ち糖質の豊富な食材です。
糖質は体脂肪に変わる
糖質は糖分の他にも、ご飯、めん類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。
こうした食べ物を摂取すると糖質エネルギーに変わりますが、身体にストックできる糖質の量は1500キロカロリー程度です。
そして、ストック量を超えてしまった糖質は、中性脂肪に作り変えられて体脂肪になるのです。
ですから体脂肪を付けて太るためには、十分な糖質カロリーの摂取が必要という事になります。
最も太りやすい食べ物の組み合わせは?
糖質は、消化吸収されると血糖となって血中に漂います。
これが血糖値の上昇という事なのですが、血糖はそのままではエネルギーに変わりません。
そこで重要な働きをするのがインスリンです。
血糖値の上昇に伴いインスリンが分泌されると、血糖は筋肉や肝臓に運ばれてグリコーゲンという形でエネルギー貯蔵されます。
つまり、インスリンの分泌によって栄養源の貯蔵モードに入る訳です。
ですから、このタイミングで脂肪を多く含んだ食べ物を摂取すると、脂肪分はそのまま体脂肪として貯蔵されやすくなります。
そうした理由で、最も太りやすい食べ物の組み合わせは糖質と脂肪という事になります。
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(3)おすすめの太るサプリ
筋肉を増やして太るためには、サプリを利用するのも良いと思います。
サプリのメリットは食べ物よりも摂取が簡単で、しかも吸収が早いという事です。
筋肉に有効に働くサプリと言うのは、基本的にはアミノ酸からできています。
アミノ酸とは、筋肉を作る材料のタンパク質が分解された形です。
では、おすすめのアミノ酸系サプリを4種類ご紹介しておきましょう。
筋トレのパフォーマンスを高めるサプリ
筋肉を増やして太るなら、より質の高い筋トレを行う必要があります。
そのためには、パワーとスピードのある運動が効果的です。
こうした瞬発系の運動で重要なエネルギーとなるのが、アミノ酸の一種であるクレアチンです。
通常、クレアチンは筋肉にストックされていますが、筋トレなどの強度の高い運動を行うと消費量が増加します。
そこで、クレアチンのサプリを食後などに摂取してストック量を増やしておけば、筋トレ時のエネルギー不足を防ぐ事が出来ます。
そうすれば、筋トレのパフォーマンスアップにつながります。
筋肉の減少を防ぐサプリ
筋肉を作るアミノ酸の中でも特に重要なのが、バリン、ロイシン、イソロイシンと呼ばれる3種類です。
この3種類は、BCAAと呼ばれるサプリとして知られています。
こうしたアミノ酸は筋トレなどの激しい運動時に消費されやすく、不足すれば筋肉の減少を招く可能性が高まります。
それは筋肉を増やして太るには致命的な状態ですから、出来るだけ避けなければなりません。
そこで、BCAAサプリを運動の前、中、後に補給しておくと、筋肉の減少を防ぐ事が出来ます。
筋肉の疲労回復を促進するサプリ
ハードな筋トレを行うと、筋肉はダメージを受けて傷付きます。
こうした筋肉のダメージを回復させる上で、特に有効なサプリがグルタミンです。
通常、グルタミンは体内で合成されるのですが、筋肉疲労時は大量に消費されるので体内合成だけでは間に合いません。
そこで、グルタミンのサプリを使って不足分を補えば、筋肉疲労の回復がスムーズに行われます。
そうすれば、筋肉の成長が促進されて太る効果が高まります。
筋肉が太るサプリ
筋トレを行っている人にとって、プロテインで筋肉の栄養補給というのはこれまでの常識でした。
しかし最近になって、そのプロテインを超える最強の筋肉サプリが登場したのです。
それは即ち、HMBサプリです。
人間の場合、筋肉を作るタンパク質は20種類のアミノ酸に分解する事が出来ます。
HMBというのは、その中のロイシンと呼ばれるアミノ酸の代謝産物であり、筋肉が太るのには非常に有効な成分である事が分かりました。
しかも、このHMBサプリ1粒には、目安としてプロテイン約3杯分ものHMBが含まれているのです。
つまり、HMBは今のところプロテインを超える最強の筋肉サプリなのです。
HMBサプリについて詳しくは、コチラで解説しています。
⇒これが人気の筋肉増強サプリ!おすすめは「バルクアップHMBプロ」
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(4)太るプロテイン系のサプリ
太る為に、1日に必要なタンパク質の量
タンパク質は筋肉を作る大切な材料となります。
そして1日の必要量の目安は、スポーツジムなどで習慣的に運動を行っている人なら、体重×1,5gと言われています。
その場合、例えば体重が70kgなら70×1,5→105gという事になります。
では、これだけのタンパク質を食べ物で摂取するなら、どれだけの分量が必要なのかを見てみましょう。
タンパク質を食べ物で補うと?
105gのタンパク質を食べ物で補う場合、その必要量は目安として次の通りです。
- Mサイズの卵⇒14個
- 鳥のササミ⇒11,5本
- 納豆⇒16パック
- 木綿豆腐⇒5丁
- ちくわ⇒14本
- さつま揚げ⇒19枚
- しゃこ⇒18匹
- コンビーフ⇒5缶
- フランクフルト⇒16,5本
- 普通牛乳⇒3,2リットル
- プロセスチーズ⇒23個
ご覧の通り、分量はかなり多くなりますから、食べ物だけで補うのは大変かもしれません。
そして、筋トレなどの疲労度が激しい運動を行うほど、更に多くのタンパク質が必要となります。
そこで役立つのが、タンパク補助食品のプロテインです。
プロテインは最高のタンパク食材
例えば、タンパク質の多い食べ物で知られる鳥のササミ100gには、約25gのタンパク質が含まれています。
これに対してプロテインの場合は、100g中に約80~90gのタンパク質が含まれています。
つまり、プロテインは胃腸の負担を減らしながら、しかも効率良くタンパク質が補給できる食材なのです。
プロテインは大きく分けると、動物性と植物性の2つがあります。
動物性は牛乳を原料にしており、ホエイプロテインやカゼインプロテインがあります。
一方の植物性は、大豆を原料としたソイプロテインがあります。
プロテインについて詳しくは、コチラで解説しています。
⇒プロテインの太らない飲み方!飲み過ぎで、お腹回りの脂肪は増える?
太るプロテイン系のサプリ
よく、プロテインを飲むと太る、太らない?という疑問を持つ方がいると思います。
結論からいうと、タンパク質の含有量が多いプロテインほど体脂肪は付きにくいという事になります。
そこで筋肉と同時に体脂肪も増やしながら太るのであれば、ウエイトゲイナーと呼ばれるプロテイン系のサプリがおすすめです。
その大きな特徴は、タンパク質だけではなく糖質の含有量も多い事です。
既にお話しした通り、筋肉を増やして太るならオーバーカロリーの原則を満たさなければなりません。
その為には、身体のエネルギー源となる糖質カロリーの十分な摂取が必要となります。
エネルギー不足になれば、体脂肪のみならず筋肉を増やして太る事も難しくなります。
その点で、ウエイトゲイナーは糖質カロリーも補給できますから、エネルギー不足を防いで太るには非常に有効なプロテイン系サプリなのです。
まとめ
(1)筋肉を増やして太るには、タンパク食材とビタミンB6の豊富な食べ物の組み合わせが最適です。
(2)プロテインは最高のタンパク食材です。
(3)糖質と脂質の豊富な食べ物の組み合わせは、体脂肪を増やして太りやすくなります。
(4)サプリで筋肉を増やして太るなら、おすすめはHMBです。
(5)太る為のプロテイン系サプリは、ウエイトゲイナーがおすすめです。
いかがでしょうか。筋肉や体脂肪を増やして健康的に太るには、食べ物が非常に重要となってきます。
そして、目的に応じてサプリを利用すれば太る効果が高まります。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
※おすすめ記事はコチラ⇒太る方法と食べ物!太りたい男女が食事で体重を増やす7つの秘訣
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