内臓脂肪が溜まっている訳ではないのに、ぽっこりお腹が気になる。
そんな方は、いませんか?
その場合は猫背が原因かもしれません!
また、猫背はその他にも身体に様々な悪影響を及ぼします。
例えば、肩こり、腰痛、肥満…
そこで今回は、ぽっこりお腹と猫背の関係、そして猫背を矯正するおすすめグッズをご紹介します。
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【目次】
(1)ぽっこりお腹は、猫背の悪影響が原因だった!?
- 猫背とは?
- 猫背は見た目の印象が悪い
- 脚組み、腕組みに注意
- 猫背の悪影響とは?
(2)猫背を矯正する方法!これで、ぽっこりお腹を解消
- 座ると猫背になりやすい!?
- これが、簡単に猫背を矯正する方法
- これが、猫背を矯正する体操
まとめ
(1)ぽっこりお腹は、猫背の悪影響が原因だった!?
猫背とは?
人間が正しい姿勢にある時、足→骨盤→頭を結ぶラインは一直線に保たれています。
この時に背骨は緩やかなS字カーブを描いており、これは生理的湾曲とも呼ばれる理想的なカーブです。
そして身体にかかる衝撃や体重の負担というのは、このカーブによって上手く吸収されている訳です。
ところが背中が丸まると背骨のS字カーブがきつくなり、更に頭が前に突き出るので、足→骨盤→頭を結ぶラインが一直線ではなくなります。
こうして本来の体重バランスが崩れた不自然な姿勢が猫背です。
猫背は見た目の印象が悪い
日頃、私たちが鏡で見る自分というのは正面姿が多い筈です。
これでは猫背かどうかは分かりません。
しかも猫背だけど、自分ではそれに気付いていない人も多いようです。
猫背は見た目からしてマイナスイメージやネガティブな印象を与え、体型が老けて見えます。
更に見た目だけではなく、メンタルそのものも落ち込みやすくなるそうですから要注意です!
もしかすると、あなたも実は猫背かもしれません。
いちど鏡で自分の横姿を確認してみてはいかがでしょうか?
脚組み、腕組みに注意
猫背は楽な姿勢です。なぜなら背中や腹回りの力が抜けて筋肉が弛んでいるからです。
よく脚を組む人、腕組みをする人は猫背の傾向が強いようです。
この姿勢は背中が丸まって楽なので、癖が付いてしまうと猫背になりやすいのです。
一度試してもらうと分かりますが、姿勢を正して脚組みや腕組みを行っても楽ではありません。
猫背は楽な姿勢ですから、つい背中を丸めてリラックスしてしまいがちです。
しかし、癖が付いてしまうと主に次の3つの悪影響を及ぼします。
猫背の悪影響とは?
悪影響①「ぽっこりお腹になる」
背中が丸まると腹部の空洞を狭くして、圧迫された内臓が外へ押し出されてぽっこりお腹になります。
この場合は内臓脂肪が原因のぽっこりお腹ではないので、ダイエットで改善される訳ではありません。
姿勢を正して治す、あるいはグッズで矯正する必要があります。
悪影響②「太りやすくなる」
普通に立っている状態で腹回りや腰回りの筋肉が消費するカロリーは、筋肉全体のカロリー消費の約4分の1であると言われています。
ところが背中が丸まると腹回りや腰回りの筋肉が弛んで使われなくなり、その分だけ消費されるカロリーが減少します。
その結果、太りやすくなり腹回りにも脂肪が溜まりやすくなるのです。
特に内臓脂肪は皮下脂肪よりも溜まりやすので、ぽっこりお腹の原因になります。
悪影響③「首や肩の凝り、腰痛が起こる」
背中が丸まると背骨のS字カーブに歪みが生じますから、体重の負担を上手く吸収できなくなります。
特に頭が前に出ると、頭を支える為に首や肩の筋肉に負担がかかり凝りの原因になる訳です。
頭は体重全体の約1割に当たりますから意外に重いのです。
またS字カーブの歪みは背骨にかかる体重のアンバランスを生み出します。
すると背骨の始点にあたる腰の部分に負担がかかり、腰痛の原因にもなります。
この様に猫背の姿勢は単に見た目を悪くするだけではなく、身体に様々な悪影響を与えるのです。
(2)猫背を矯正する方法!これで、ぽっこりお腹を解消
内臓脂肪の増加が原因のぽっこりお腹の場合は、正しいダイエットを行えば意外と簡単に凹みます。
しかし猫背の悪影響が原因のぽっこりお腹を治すには、基本的には意識して姿勢を正す必要があります。
座ると猫背になりやすい!?
猫背は特に座った時に癖が付きやすくなります。
座った状態で腹回りの力を抜くと骨盤が後ろに傾き、それに連動して背骨が丸まり猫背になります。
その状態からお腹を前に出すと骨盤が起きるので、背筋が伸びて姿勢が良くなります。
しかしながら長時間座っていると、どうしても力が抜けて背中が丸まってしまいます。
すると、ぽっこりお腹の状態に戻ってしまう訳です。
これが、簡単に猫背を矯正する方法
では、どうすれば猫背が解消されるのか?
それは常に意識して背筋を伸ばす事です!と言ってしまいたいところですが、それでは当然過ぎて答えになりません。
それに常に意識するというのは極めて難しい事なのです。
そこで、もっと簡単な方法で猫背を解消しましょう!
その方法とは、「椅子の背もたれに腰を寄せて深く腰掛ける」という事です。
多くの方は椅子に浅く腰掛けるので骨盤が後ろに傾いてしまうのです。
すると連動して背骨が丸まるのです。
しかし腰を背もたれにピッタリと寄せてしまえば、骨盤は傾きようがありませんから自然に姿勢が良くなる訳です。
これなら意識して姿勢を正す必要がありません。
猫背を矯正し、ぽっこりお腹を解消するには非常に簡単な方法です。
これが、猫背を矯正する体操
猫背の癖が付いてしまっている人は、気を抜くとすぐに背中が丸まります。
その癖を矯正するには、肩甲骨を寄せる体操が最も簡単で効果的です。
やり方は背中の後ろで手を組み、お腹を前に出して腕を上げるだけです。
この体操を習慣的に行うと猫背の矯正に効果があり、ぽっこりお腹が改善します。
立った状態でも座った状態でも構いませんから、この体操を気が付いた時に行ってみて下さい。
まとめ
(1)猫背とは、背筋の生理的湾曲が崩れた不自然な姿勢です。
(2)猫背の悪影響。
- 見た目の印象を悪くする
- ぽっこりお腹になる
- 太りやすくなる
- 首や肩の凝り、腰痛の原因になる
(3)猫背を矯正して、ぽっこりお腹を治す方法。
- 椅子の背もたれに腰を寄せて深く腰掛ける
- 背中の後ろで手を組み、お腹を前に出して腕を上げる体操を行う
いかがでしょうか。猫背は気付かない内に様々な悪影響を及ぼします。
ぽっこりお腹が気になる方は、まず自分の横姿を鏡で確認して猫背チェックをしてみましょう。
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