内臓脂肪で膨らんだポッコリお腹はダイエットで意外と簡単に凹みます。
しかし皮下脂肪はそう簡単には減りません。
特に下腹は皮下脂肪が溜まりやすい部分でもあります。
そして放っておけば下腹はどんどんと弛んでしまいます。
そこで今回は、皮下脂肪の燃焼効率をアップさせる効果的なダイエット方法について解説します。
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【目次】
(1)下腹の皮下脂肪を落とすには長期的なダイエットが必要
- 下腹の脂肪はたるみやすい
- 皮下脂肪の寿命は10年
(2)糖質を制限して下腹の皮下脂肪を燃焼
- 糖質は皮下脂肪に変わる
- 糖質を不足状態にして皮下脂肪を燃焼
(3)下腹の皮下脂肪を燃焼!基礎代謝を上げてダイエット効果がアップ
- 筋肉を増やして基礎代謝をアップ
- ダイエットの基本は筋トレ
- 有酸素運動で皮下脂肪を燃焼
(4)サプリメントで下腹の皮下脂肪の燃焼を促進
- 脂肪燃焼のメカニズムとは?
- これが、燃焼系のサプリメント
(5)下腹の皮下脂肪を燃焼!ダイエット効果のある「お茶」3種
- 「緑茶」のカテキンパワー
- 「プーアル茶」でダブルの効果
- 「ゴーヤ茶」で脂肪の燃焼状態をキープ
まとめ
脂肪を減らす、一押しのダイエット器具!
(1)下腹の皮下脂肪を落とすには長期的なダイエットが必要
下腹の皮下脂肪はたるみやすい
内臓脂肪は日常的にエネルギー利用されやすく増減が激しいので、正しくダイエットを行えば短期間で減少します。
ですからメタボのポッコリお腹は意外と簡単に凹みます。
ところが皮下脂肪は長期的にエネルギーを溜めておく場所ですから、その増減においてもある程度の時間を要します。
そして、基本的には身体の末端から中心部に向かって順番に落ちていく傾向があります。
ですから下腹の皮下脂肪が燃焼して減少するまでには、ある一定の期間が必要という事になります。
また、下腹の皮下脂肪は女性ホルモンのエストロゲンの影響で軟らかい性質がありますから、特に女性の場合は弛みやすくなります。
皮下脂肪の寿命は約10年
皮下脂肪の場合、脂肪細胞が大きくなると同時に数を増やしながら増殖を繰り返します。
その寿命は約10年と言われていますから、一度増えてしまった脂肪細胞の数を減らすのは容易ではありません。
つまりダイエットで皮下脂肪が燃焼して痩せるというのは、脂肪細胞が減少したのではなく脂肪分が抜けて単に小さくなったという事なのです。
一方で内臓脂肪の場合は脂肪細胞が大きくなっても、その数は増えないと考えられています。
※参考記事はコチラ⇒違いが分かる!皮下脂肪と内臓脂肪の特徴と見分け方、落とし方
いずれにしても下腹の皮下脂肪は特に手強いので、正しいダイエットを根気よく続ける必要があります。
(2)糖質を制限して下腹の皮下脂肪を燃焼
糖質は皮下脂肪に変わる
現代人の肥満の大きな原因は糖質の摂り過ぎにあると言われています。
糖質とは身体のエネルギーになる栄養素で、糖分の他にも、ご飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。
糖質を摂取すると肝臓や筋肉のエネルギー貯蔵庫に一時的に蓄えられますが、その上限は1500キロカロリー程度です。
そして貯蔵し切れずに余った糖質は、中性脂肪に作り変えられて皮下脂肪になる訳です。
ですから下腹の皮下脂肪の増加を抑えるなら、まずは余分な糖質の摂取を控える必要があります。
糖質を不足状態にして皮下脂肪を燃焼
身体のエネルギー源には糖質と脂肪の2つがあります。
そして優先的にエネルギー利用されるのは糖質で、脂肪は予備のエネルギーです。
そこで糖質を不足状態にして皮下脂肪を燃焼させるのが糖質(炭水化物)制限ダイエットです。
※参考記事はコチラ⇒炭水化物ダイエットで、お腹回りが痩せる!酵母の力で糖質分解
しかし単に糖質の摂取を減らすだけではカロリー制限と同じなのでダイエットは上手くいきません。
カロリーが不足すると皮下脂肪が燃焼するのではなく、消費カロリーの多い筋肉が落ちやすくなります。
ですから糖質を制限しながら上手く体脂肪を減らすなら、必要な摂取カロリーは満たさなければなりません。
では、何を食べれば良いのか?
それは肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれるタンパク質です。
実はタンパク質というのは体脂肪に変わりにくいので、ダイエットには最良の栄養源となります。
なぜなら、タンパク質は脂質や糖質とは異なって、余った分が体外に排出されやすいからです。
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(3)下腹の皮下脂肪を燃焼!基礎代謝を上げてダイエット効果がアップ
筋肉を増やして基礎代謝をアップ
下腹の皮下脂肪を減らすには、まず基礎代謝を上げる必要があります。
基礎代謝とは私たちが生きているだけで必要な最低限のカロリーの事で、消費カロリー全体の約7割を占めています。
そして基礎代謝の2~4割が筋肉で消費されています。
そこで筋肉を増やす事によって基礎代謝を上げれば、日常的にも運動を行った時にも脂肪が燃えやすくなります。
つまり筋肉を増やすと脂肪燃焼体質になり、下腹の皮下脂肪を減らすダイエット効果が高まる訳です。
ダイエットの基本は筋トレ
ですからダイエットにおける運動の基本は筋肉を増やす筋トレという事になります。
筋トレにも色々な方法がありますが、最も簡単に筋肉を増やすならアイソメトリックがお勧めです。
これは器具を使わず、筋肉に力を入れた状態を保持する筋トレ法です。
しかも1日5分もあれば全身の筋肉を効率良く鍛える事が可能です。
※参考記事はコチラ⇒お腹の肉を落とす筋トレの方法!これなら一日5分で簡単に出来る
有酸素運動で皮下脂肪を燃焼
また、筋肉を増やして脂肪燃焼体質になっておくと、有酸素運動を行った時のダイエット効果が倍増します。
仮に有酸素運動だけを習慣的に行っていると、身体は適応反応を示して省エネ体質に変わります。
省エネ体質になると少ないエネルギーで長時間の運動が可能になりますから、脂肪の燃焼効率は悪くなります。
こうなると、下腹の皮下脂肪は上手く減らないという事になります。
つまり省エネ体質は有酸素運動には適していますがダイエットには逆効果なのです。
ですからダイエット目的で有酸素運動を行うのであれば、筋トレと並行するのが理想的です。
※参考記事はコチラ⇒お腹の肉を落とす有酸素運動の5つの鉄則!筋トレ効果で脂肪を燃焼
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(4)サプリメントで下腹の皮下脂肪の燃焼を促進
脂肪燃焼のメカニズムとは?
手強い下腹の皮下脂肪を効率良く減らすには、燃焼系のサプリメントを利用するのも有効な手段です。
そこで、まずは脂肪燃焼の仕組みについて簡単に説明しておきましょう。
皮下脂肪が燃焼してエネルギーに変わるまでの大まかな流れは次の通りです。
①皮下脂肪は通常において安定した中性脂肪の状態にあり、そのままでは燃焼する事が出来ません。
②運動時に脂肪エネルギーが必要な状態になると脂肪分解酵素のリパーゼが活性化します。
③リパーゼは中性脂肪を脂肪酸に分解して燃焼できる状態にします。
④脂肪酸が血中に溶け出して全身に運ばれます。
⑤運動を開始して約20分で脂肪燃焼ゾーンに突入します。
⑥必要に応じて脂肪酸が筋肉細胞のミトコンドリアに取り込まれ、燃焼してエネルギーに変わります。
燃焼系のサプリメントは、このいずれかの過程に働きかけて皮下脂肪の燃焼を促します。
では具体的なサプリメントについて見ていきましょう。
これが、燃焼系のサプリメント
「リジン」「アラニン」「アルギニン」「プロリン」→脂肪分解酵素のリパーゼを作る材料になります。
「ビタミンB2」→脂肪の代謝を活性化する働きがあり、脂肪燃焼ビタミンとも呼ばれています。
「カプサイシン」→血行促進の効果で体温の上昇を促します。それに伴い脂肪分解酵素のリパーゼが活性化します。
「L-カルニチン」→脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれるのをスムーズにします。
「aリポ酸」→脂肪酸の燃焼をサポートします。
※参考記事はコチラ⇒サプリメントでお腹の肉を落とす秘訣!これが選び方と飲み方です
(5)下腹の皮下脂肪を燃焼!ダイエット効果のある「お茶」3種
サプリメントと同様に、お茶の中には下腹の皮下脂肪の燃焼をサポート的に促すものがあります。
そこでダイエット効果の高い3種類のお茶をご紹介しておきましょう。
「緑茶」のカテキンパワー
緑茶に含まれる茶カテキンは、脂肪分解酵素のリパーゼを活性化します。
「プーアル茶」でダブルの効果
プーアル茶には脂肪分解酵素のリパーゼを活性化する働きと、食事で摂取した脂肪分の吸収を抑える2つの働きがあります。
「ゴーヤ茶」で脂肪の燃焼状態をキープ
ゴーヤ茶に含まれる共役リノール酸は脂肪分解酵素のリパーゼを活性化します。
また燃焼されずに残った血中の脂肪酸は再び皮下脂肪に戻ってしまう訳ですが、共役リノール酸はそれを抑制する働きがあります。
つまり脂肪が燃焼しやすい状態をキープしてくれる訳です。
以上の3種類が脂肪の燃焼をアップさせるお茶ですが、その他にも糖質や脂肪分の吸収を抑えてダイエット効果を高めるお茶もあります。
※参考記事はコチラ⇒お茶ダイエットで痩せる方法!おすすめ10種類の効果でメタボ改善
まとめ
いかがでしょうか。下腹の手強い皮下脂肪を減らすには長期的なダイエットが必要です。
その効果を高める方法が次の4つです。
- 高タンパク低糖質な食事
- 筋トレをメインにして有酸素運動をサブで行う
- 燃焼系のサプリを利用する
- ダイエット効果の高いお茶を飲む
ぜひ、参考にしていただければと思います。
脂肪を減らす、一押しのダイエット器具!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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