年齢が同じでも、人によって見た目の若さが違うのはなぜでしょうか?
それには成長ホルモンが大きく係わっています。
その分泌を増加させる一つの方法が筋トレです。
また、筋トレは男性ホルモンをアップしてモテ度を高めます。
つまり、筋トレは若さを保つ唯一の運動という事になります。
そこで今回は、筋トレと若返りホルモンの関係について解説します。
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【目次】
(1)若さを保つ!筋トレで分泌が高まる成長ホルモンとは?
- 成長ホルモンの役割とは?
- 筋トレで成長ホルモンの分泌がアップ!
(2)若返り効果がアップ!筋トレで増加する男性ホルモンの働きとは?
- 筋トレで男性ホルモンが増加
- 男性ホルモンの働きとは?
(3)若さを保つ!若返りホルモンの分泌を高める睡眠
- 若返りホルモンは睡眠中に大量分泌される
- 若さを保つ睡眠法①「寝る前に食事をしない」
- 若さを保つ睡眠法②「部屋を真っ暗にする」
- 若さを保つ睡眠法③「ストレッチ」
- 若さを保つ睡眠法4「枕の高さを最適にする」
まとめ
(1)若さを保つ!筋トレで分泌が高まる成長ホルモンとは?
成長ホルモンの役割とは?
私たちの体内で分泌されるホルモンは100種類以上あると言われています。
その中でも成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれ、若さを保つ上では非常に重要な役割があります。
古くなった細胞が新しい細胞と入れ替わる、あるいは傷付いた細胞が修復されて元に戻るといった現象は、この成長ホルモンの働きによるものです。
こうした細胞の再生に要する時間は、成長ホルモンの分泌が多いほど短くなります。
例えば子供の頃は怪我をしても傷がすぐに治っていたのに、大人になるに従って傷が治るのに時間が必要になります。
あるいは若い頃は疲労がすぐに取れていたのに、中高年になってくると疲労が溜まりやすくなってきます。
これは加齢による成長ホルモンの減少によって、身体の再生サイクルが遅くなっているからです。
こうなると身体に古い細胞が残りやすくなり、老化がどんどんと進んでしまう訳です。
ですから成長ホルモンを増加させ、この身体の再生サイクルを早くする事で若返り効果を高める事が出来るのです。
成長ホルモンの分泌は身体がどんどんと大きくなる10代後半にピークを迎え、その後は一気に下降線をたどっていきます。
そして30代になってくると、その分泌量はピーク時の半分程度にまで減少してしまいます。
そこで何時までも若さを保つには、加齢による成長ホルモンの減少をいかに抑えるかが重要な鍵になる訳です。
筋トレで成長ホルモンの分泌がアップ!
そこで有効となるのが筋トレです。
筋トレといっても方法や強度は色々とあります。
最も成長ホルモンの分泌を増加させるのが、筋肉を大きく発達させるウエイトトレーニングです。
ウエイトトレーニングのように強度の高い筋トレを行うと筋肉がダメージを受けて損傷します。
すると筋肉はダメージを回復させながら以前よりも筋量や筋力を増加させるのです。
これを筋肉の超回復といい、超回復によって筋肉が成長する事を筋肥大と言います。
こうして筋肉を大きくする筋トレこそが、成長ホルモンの分泌を高める唯一の運動と言える訳です。
ちなみに成長ホルモンを注射によって補充する方法もありますが、価格の方は目安として月に十数万~とかなり高額です。
こうして外部からの補充に頼ってしまうと、身体は自らで成長ホルモンを作り出す必要はないと判断します。
するとホルモン分泌の機能が低下しますから、若さを保つには高い注射を打ち続けなければなりません。
そして注射を止めてしまえば、反動で老化を加速させる事になるのです。
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(2)若返り効果がアップ!筋トレで増加する男性ホルモンの働きとは?
筋トレで男性ホルモンが増加
男性が女性に比べて筋肉質な身体をしているのは男性ホルモンの影響です。
つまり筋肉は男性ホルモンの働きによって発達するのです。
ですから女性が筋トレを行ってもなかなか筋肉が発達しませんが、男性はすぐに筋肉が増加して身体が変わります。
性ホルモンについて言うと、男女に関係なく誰でも男性ホルモンと女性ホルモンの両方を備えています。
そして男性は男性ホルモンの割合が多く、女性は女性ホルモンの割合が多いという訳です。
中には女性のボディビルダーのように筋肉質な方もいますが、彼女たちは元から秘めている男性ホルモンの割合が平均よりも高いと考えられます。
こうした事で、筋トレは若さを保つ成長ホルモンだけではなく、男性ホルモンの分泌を増加させる効果もある訳です。
放っておくと、男性ホルモンは25歳頃をピークに年々2%づつ減少していくと言われていますから、若さを保つには筋トレの習慣が非常に有効となります。
ちなみに、人差し指よりも薬指が長い場合は男性ホルモンの割合が多い傾向にあると言われています。
逆に、人差し指が薬指よりも長い場合は女性ホルモンが多い傾向にあるそうです。
男性ホルモンの働きとは?
男性ホルモンはテストステロンとも呼ばれ、若返りを初めとする次の5つの効果をもたらします。
①「精力アップ」
精力減退は必ずしも加齢が原因による自然現象ではありません。
テストステロンの分泌を高めれば、高齢であっても精力をアップさせる事が可能になります。
②「ドーパミンの分泌を促す」
テストステロンはドーパミンの分泌を促します。
ドーパミンとは脳内ホルモンの一種で、やる気、意欲、多幸感を高める働きがあります。
つまり、精神的な若さや充実感を保つ事が出来るのです。
③「生活習慣病を予防する」
テストステロンは一酸化窒素の分泌を高めます。
一酸化窒素は血管内の不純物を取り除く働きがあるので、血管の若さを保つ効果があります。
またテストステロンは脂肪の燃焼を高めるので、肥満やメタボの予防と改善に効果があります。
こうした効果は生活習慣の予防に役立ちます。
④「うつ病の予防と改善」
テストステロンは、ネガティブ思考をポジティブ思考に変える働きがあります。
うつ病の方はテストステロン値が低下傾向にあり、ネガティブ思考に陥っています。
そこでテストステロンの数値を増加させる事でうつ病の改善、あるいは予防の効果が高まります。
⑤「女性にモテる」
男性ホルモンが増加すると、意欲、決断力、判断力が増して仕事もバリバリこなします。
女性は男性ホルモンの数値を遺伝子レベルで感じ取っているらしく、その数値が高い男性に憧れる傾向があるようです。
つまり男性ホルモンはモテ度をアップさせるという事になります。
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(3)若さを保つ!若返りホルモンの分泌を高める睡眠
若返りホルモンは睡眠中に大量分泌される
筋トレは、成長ホルモンや男性ホルモンといった若返りホルモンを増加させるスイッチを入れます。
そして、若返りホルモンを分泌するスイッチを入れるのが睡眠です。
つまり若さを保つには筋トレと睡眠がセットになる訳です。
特に眠りに入ってからの約3時間がホルモン分泌の高まる時間帯と言われていますから、睡眠の質を高める事によって若返り効果もアップします。
そこで、睡眠の質を高める4つの方法をご紹介しておきましょう。
若さを保つ睡眠法①「寝る前に食事をしない」
寝ている間に行われる若返りホルモンの分泌は代謝活動の一つです。
一方で食事をすると消化活動が盛んになります。
この代謝と消化にはそれぞれ体内酵素が使われる訳ですが、体内酵素は一日に分泌される量が決まっています。
ですから、ある一定量の体内酵素が代謝活動と消化活動に振り分けられて利用される事になります。
もし寝る前に食事をすると消化活動に多くの酵素が使われてしまい、一方で代謝に必要な酵素が不足してしまいます。
すると若返りホルモンの分泌が上手くいきませんから、食事は寝る前の3時間くらい前には済ませておきましょう。
また、寝酒は寝付きを良くするかもしれませんが、睡眠を浅くして質を低下させるので控えた方が良いでしょう。
若さを保つ睡眠法②「部屋を真っ暗にする」
眠気を誘うのは、メラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンです。
メラトニンは網膜が光を感じると分泌が低下してしまいます。
ですから寝付きを良くするなら、部屋を真っ暗にする事をお勧めします。
若さを保つ睡眠法③「ストレッチ」
睡眠の質を上げるなら、リラックスした状態で寝床に入る事が大切です。
緊張したり興奮状態にあると交感神経が優位に働いているので寝付きが悪くなります。
そういった場合はストレッチを行うと良いでしょう。
ストレッチは副交感神経を優位にする効果があり、気持ちを落ち着かせて心身をリラックス状態にしてくれます。
若さを保つ睡眠法④「枕の高さを最適にする」
枕が高いと首の自然な角度が失われ、気道が狭くなるので呼吸障害を起こしやすくなります。
また、首の骨や筋肉に不自然な力が加わりますから安眠には良くありません。
普段は何気なく使っている枕かもしれませんが、睡眠には意外に大きな影響を与えます。
ですから睡眠の質を高めるためには、自分に合った適正な枕を使いましょう。
まとめ
(1)強度が高めの筋トレを行うと、男性ホルモンや成長ホルモンといった若返りホルモンの分泌が増加します。
(2)成長ホルモンが増加すると細胞の再生サイクルが速くなり、若さを保つ効果が高まります。
(3)男性ホルモンの効果。
- 精力アップ
- ドーパミンの分泌を促す
- 生活習慣病を予防する
- うつ病の予防と改善
- 女性にモテる
(4)若返りホルモンは、睡眠に入ってからの3時間が最も分泌の高まる時間帯です。
(5)睡眠の質を高める方法。
- 寝る前に食事をしない
- 部屋を真っ暗にする
- ストレッチでリラックス状態になる
- 適正な枕を使う
いかがでしょうか。年齢に関係なく、若返りホルモンは筋トレと睡眠で増加させる事が可能です。
加齢と共に気力や体力の低下を感じている方は、ぜひ男の自信を取り戻して下さい。
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