胸の脂肪を落とすダイエット方法!男性も女性化して大きくなる原因は?

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もっと胸を大きくしたい!

胸の小さな女性は、そんな願望を抱きます。

ところが、逆にこう思っている女性もいます。

大きな胸を小さくしたい!

それは胸の小さな女性からすれば贅沢な望みかもしれません。

あなたは、どちらでしょうか?

また男性の中には胸が女性化して悩んでいる人もいます。

そこで今回は、効果的に胸の脂肪を落とすダイエット方法について解説したいと思います。

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【目次】

(1)胸の脂肪と女性ホルモンの関係

  • 胸が大きいと、こんな悩みが…
  • 女性の胸の構造
  • 胸の発達と女性ホルモン

(2)女性ホルモンの分泌を減らして胸の脂肪を落とす方法

  • 女性ホルモンの分泌を減らす食べ物
  • 煙草は女性ホルモンの大敵
  • 女性ホルモンの分泌を増やす食べ物

(3)男性の胸が女性化する原因

  • 真性女性化乳房
  • 偽性女性化乳房

(4)ダイエットで胸の脂肪を落とす効果的な運動の方法

  • 皮下脂肪は落ちる順番がある
  • 脂肪を減らすなら、まず筋トレ
  • 有酸素運動の留意点

(5)ダイエットで胸の脂肪を落とす効果的な食事の方法

  • 糖質は脂肪に変わる
  • 糖質を不足状態にして脂肪を燃やす
  • タンパク質はダイエットに最適な栄養源

まとめ

(1)胸の脂肪と女性ホルモンの関係

胸が大きいと、こんな悩みが…

胸が大きな女性には、こんな悩みがあるようです。

  • 動く時に邪魔になる
  • 胸が重くて肩が凝る
  • 足元が見えにくい
  • 走ると揺れて痛い
  • 胸下に汗をかきやすいので蒸れる
  • うつ伏せが辛い
  • 前屈がしづらい
  • 着太りする
  • 太って見える
  • 男性の視線が気になる

いかがでしょうか?

胸の小さい女性は大きな胸に憧れますが、大き過ぎる場合には色々と問題があるようです。

では胸の大きな人と小さな人の違いは何なのでしょうか?

それを知る為には、まず胸の構造について理解しておく必要があります。

女性の胸の構造

女性の胸の中身は主に乳腺脂肪です。

乳腺は母乳が作られる場所で、ブドウの房のような状態で乳頭から放射状に配列しています。

そして乳腺をクッションの役割で守るようにして脂肪がその周りを取り囲んでいるのです。

乳腺と脂肪の割合は1:9と言われていますから、女性の胸はほとんど脂肪で出来ているという事になります。

つまり、胸の大きさは脂肪の量で決まるのです。

ですから、上手くダイエットを行えば胸を小さくする事は可能という事になります。

胸の発達と女性ホルモン

女性の胸が大きくなる時期は大きく二つあり、それは第二次成長期と妊娠中です。

この時期にはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が増加し、それが乳腺を発達させて胸の脂肪を増やすのです。

こうして胸が大きくなるのは女性らしさで男性の目を引く為であり、あるいは育児に向けて授乳の準備を整えておく為でもあります。

ですから女性の胸の大きさは遺伝的な要素に加えて、女性ホルモンの影響が大きく関係している訳です。

そこで考えられるのが、女性ホルモンを減らす事で胸の脂肪を落とす方法です。

もちろん女性ホルモンは胸だけではなく、ヒップなどを中心に女性の身体全体をふっくらさせる働きがあります。

ですから女性ホルモンの分泌を減らす事で、ある特定の部分だけ脂肪が落ちるとは考えにくい訳ですが、胸の脂肪を落とす一つの方法ではあるでしょう。

(2)女性ホルモンの分泌を減らして胸の脂肪を落とす方法

女性ホルモンの分泌を減らす方法は幾つかあります。

ただし、この方法は通常のダイエットとは異なりますから、どれくらい胸の脂肪を落とす効果があるかは分かりません。

とりあえずは、順番に見ていく事にしましょう。

女性ホルモンの分泌を減らす食べ物

まずはエストロゲンの分泌を減らす成分を含んでいる食べ物がこちらです。

アブラナ科の野菜に含まれるインドールと呼ばれる成分は、女性ホルモンの分泌を減らすと言われています。

アブラナ科の食べ物は、ブロッコリー、カリフラワー、かぶ、高菜、白菜、水菜、小松菜、大根、クレソン、ケール、かいわれ大根です。

なおインドールは熱に弱いため、調理の仕方によってはその働きが失われる場合もあります。

ですから大根、クレソン、ケール、かいわれ大根などを、サラダとして生で食べるのがおすすめです。

コーヒーに関してある興味深い調査結果が得られました。

それは1日3杯以上のコーヒーを飲む女性は、そうでない人よりも17%の割合で胸が小さかったそうです。

なお、調査に関わった人数は限定的なので、その信憑性については何とも言えません。

しかし、結果を見る限りでは女性ホルモンに何らかの影響を与えている可能性は高いと言えそうです。

緑茶に含まれるカテキンはエストロゲンの分泌を抑制する事が分かっています。

ある実験で被験者に様々な飲料を飲ませたところ、緑茶の場合はエストロゲンが20%低下したそうです。

柑橘類(みかん、オレンジ、レモン、グレープフルーツ)には、エストロゲンを解毒する成分が含まれているそうです。

キノコはエストロゲンの主成分であるエストラジオールを減少させると言われています。

ある実験では、キノコを食べる事でエストラジオールの値が50%も低下したとの報告が上がっています。

煙草は女性ホルモンの大敵

煙草に含まれる一酸化炭素は、酸素を運搬する赤血球のヘモグロビンと結び付きます。

すると酸素の運搬量が減ってしまうので、煙草を吸うと通常よりも酸欠の状態になります。

その結果、女性ホルモンを作る卵巣にも酸素供給が上手くいかなくなり、その機能が低下して女性ホルモンの分泌が減少します。

女性ホルモンの分泌を増やす食品

今度は逆に女性ホルモンの分泌を高める食品を取り上げておきましょう。

日頃から摂り過ぎている場合は、胸の脂肪を落とす為に少し控え目にすると良いかもしれません。

大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと良く似ています。

キャベツに含まれるボロンはミネラル成分のホウ素の一種で、女性ホルモンに非常によく似ています。

ザクロには女性ホルモンと科学構造が同じの植物性エストロゲンが含まれているそうです。

牛乳には女性ホルモンが豊富に含まれています。

何故なら、市場に出回っている牛乳は妊娠中の牛から採取しているからです。

ちなみに妊娠後期の牛の乳は、妊娠していない牛の乳より33倍も多く女性ホルモンを含んでいるそうです。

ですから毎日、習慣的に牛乳を飲んでいる人は女性ホルモンの摂り過ぎの可能性があるかもしれません。

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(3)男性の胸が女性化する原因

男性の中には女性のようにが大きく膨らんでしまう人がいます。

これを女性化乳房と言います。

女性化乳房には次の2つのタイプがあります。

真性女性化乳房

これは男性でありながら実際に乳腺が発達し、その周りに脂肪が増えて胸が大きくなる症状です。

確率としては1万人に3人くらいで、50~70歳の男性に多いようです。

その原因は大きく次の3つです。

①ホルモン異常

女性ホルモンは女性に特有のものと思われがちですが、実は男性の身体にも存在しています。

若い間は男性ホルモンが優位なのですが、加齢と共に女性ホルモンの割合が増えていきます。

そして、女性ホルモンが優位になってしまう事で乳房が女性化してしまう場合があるのです。

②薬の副作用

高血圧治療のアダラート、あるいは育毛薬のプロペシアといった一部の薬には、女性ホルモンと似た作用があります。

こうした薬の副作用で乳房が女性化する事があります。

③肝機能の低下

男性の持つ女性ホルモンは、通常であれば肝臓で分解されてしまいます。

ところが、肝機能が低下すると女性ホルモンを分解する働きが弱まります。

その結果、女性ホルモンが増加して乳房が女性化する事があるのです。

ですから、ひどい肝障害や肝硬変を患っている場合は女性化乳房になる可能性が高まります。

以上が真性女性化乳房の主な原因ですが、治療としては乳腺を切除する必要があるそうです。

偽性女性化乳房

これは単なる肥満によって胸の脂肪が増えた状態ですから、乳腺が出来ている訳ではありません。

男性に見られる女性化乳房の大半が、これに該当しています。

改善方法は、効果的なダイエットで胸の脂肪を落とす事です。

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(4)ダイエットで胸の脂肪を落とす効果的な運動の方法

では、ダイエットで効果的に胸の脂肪を落とす方法について話ておきましょう。

皮下脂肪は落ちる順番がある

皮下脂肪は身体の末端から中心部に向かって、基本的には次のような順番で落ちていく生理的な傾向があります。

「手首・足首」→「前腕・ふくらはぎ」→「二の腕・肩」→「太股」→「顔・胸」→「お腹」→「お尻」

こうして見ると、胸はやや脂肪が落ちにくい場所であると言えるでしょう。

このような身体の生理的な反応から外れて、部分的に胸の脂肪を落とす方法はあるのか?

そう考える人も多いと思いますが、残念ながらダイエットによる部分痩せは医学的にも難しいと言われています。

ですから、胸の脂肪を落とす場合は出来るだけ効率よくダイエットを行う事が大切です。

効率の悪いダイエットを行っていると、何時まで経っても胸の脂肪が落ちる時期がやってこない訳です。

そこで、まずはダイエット効果を高める運動の方法について解説しておきましょう。

脂肪を減らすなら、まず筋トレ

ダイエット効果を高める運動の基本は筋トレです。

何故なら、筋トレを行って筋肉が増えると基礎代謝が上がるからです。

基礎代謝とは生きているだけで必要な最低限のカロリーです。

ですから筋肉を増やすと日常的にも、あるいは運動を行った時にも消費カロリーが増加するので脂肪燃焼体質になれる訳です。

参考記事はコチラ⇒お腹の肉を落とす筋トレの方法!これなら一日5分で簡単に出来る

有酸素運動の留意点

また有酸素運動を習慣的に続けると、省エネ体質になり脂肪の燃焼効率が下がります。

ですから有酸素運動で脂肪を落とすなら、筋トレと並行して脂肪燃焼体質になる事が大前提です。

なお、有酸素運動でダイエット効果を高めるポイントは次の4つです。

①ベストタイミングは糖質エネルギーが不足状態の空腹時

②有酸素運動を開始してから約20分が経つと脂肪燃焼ゾーンに突入。

筋トレの直後は脂肪を燃やすゴールデンタイム。

軽く息が弾み適度に汗ばむ強度で運動を行うと脂肪の燃焼効率が良い。

筋トレや有酸素運動について詳しくは、コチラをご覧ください。

なぜ、メタボ解消には有酸素運動より筋トレが有効なのか?

このように、筋トレと有酸素運動を組み合わせる事でダイエット効果が高まり、胸の脂肪も落ちやすくなります。

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(5)ダイエットで胸の脂肪を落とす効果的な食事の方法

糖質は脂肪に変わる

現代人が太る主な原因は糖質の摂り過ぎであると言われています。

糖質は糖分、あるいは御飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。

そして、消化吸収されるとエネルギー源として筋肉や肝臓に一時的に貯蔵されます。

その貯蔵量は1500キロカロリー程度で、食べ過ぎて貯蔵し切れなかった糖質は中性脂肪に作り変えられて体脂肪になります。

つまり糖質を一度に食べ過ぎると太りやすくなる訳です。

ですから胸の脂肪を増やさない為には、まず余分な糖質の摂取を控える必要があります。

糖質を不足状態にして脂肪を燃やす

身体を動かすエネルギー源となるのは糖質と脂肪です。

そして優先的にエネルギー利用されるのは糖質で、脂肪は予備のエネルギーです。

ですから身体に糖質が残っている状態であれば、脂肪を燃やしてエネルギーに変える必要はありません。

そこで糖質を不足状態にする事で脂肪が燃えやすくなります。

これが、いわゆる糖質(炭水化物)制限ダイエットの効果です。

参考記事はコチラ⇒炭水化物ダイエットで、お腹回りが痩せる!酵母の力で糖質分解

ただし単に糖質の摂取を減らすと、結果的には辛いカロリー制限と同じですからダイエットは上手く行きません。

タンパク質はダイエットに最適な栄養源

そこで糖質を減らした分は、肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれるタンパク質をしっかりと食べて下さい。

タンパク質は糖質や脂質とは違って、余剰分が体外に排出されやすいのです。

つまりタンパク質は非常に太りにくい、ダイエットに最適な栄養源という事になります。

こうして糖質を控えながらタンパク質をしっかりと食べていれば、辛い食事制限をしなくても胸の脂肪が落ちやすくなります。

まとめ

(1)胸の大半は脂肪で出来ており、女性ホルモンが胸を大きくします。

(2)女性ホルモンの分泌を減らす食べ物など。

  • アブラナ科の野菜
  • コーヒー
  • 緑茶
  • 柑橘類
  • キノコ
  • 煙草

(3)男性が女性化乳房になる原因。

  • ホルモン異常
  • 薬の副作用
  • 肝機能の低下
  • 肥満

(4)効果的に胸の脂肪を落とすダイエット方法

  • 筋トレをメインにして有酸素運動をサブで行う
  • 高タンパク低糖質な食事

いかがでしょうか。胸は比較的に脂肪の落ちにくい部分ですから、効果的なダイエットを基本にして女性ホルモンの過剰な分泌を抑えると良いでしょう。

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