なぜ、脂肪が硬い、揉むと痛いのか?その原因と柔らかくする方法

皮下脂肪は、もともと柔らかくて弾力性があります。

 

しかし、太もも、ヒップ、お腹回りなどでセルライト化が進むと脂肪は硬くなり、揉むと痛みを伴う事さえあります。

 

では、なぜ脂肪がセルライト化して硬くなってしまうのか?

 

あるいは、そうした硬い脂肪を揉みつぶす人がいますが、それはセルライト解消に効果があるのか?

 

その辺について、詳しく知りたいと思う方は多いと思います。

 

そこで今回は、脂肪がセルライト化してしまう原因を分かりやすく解説し、

 

硬い脂肪を柔らかくする方法や、揉むと痛い脂肪の改善方法について話したいと思います。

 

【目次】

(1)硬い脂肪へと変化する段階

  • 正常な脂肪は柔らかくて代謝が良い
  • 硬い脂肪になる前段階
  • 脂肪が硬い、揉むと痛い状態へ

(2)硬い脂肪になる前に、柔らかくしておく3つの方法

  • 入浴で脂肪を温める
  • 運動で血行を促進する
  • マッサージで脂肪を解して代謝アップ

(3)セルライト化した脂肪の改善方法とは?

  • 硬い脂肪は潰さない方が良い
  • セルライト対策にはキャビテーションが人気

(4)硬い脂肪になる前に、贅肉を落とすダイエット方法

  • 糖質制限で脂肪を減らす
  • 筋トレで脂肪の燃えやすい身体作り

まとめ

(1)硬い脂肪へと変化する段階

正常な脂肪は柔らかくて代謝が良い

 

皮下脂肪を顕微鏡レベルで見ると、ちょうどブドウの房のように丸い細胞が連なっています。

↓   ↓   ↓   ↓

(引用:名古屋ハートセンター)

 

その脂肪細胞の隙間には、毛細血管やリンパ管が通っています。

 

そして、脂肪細胞は他の細胞と同じように、栄養を取り入れて老廃物を排出している訳です。

 

これが硬い脂肪になる前の、代謝が活発であり柔らかくて正常な状態です。

 

硬い脂肪になる前段階

 

しかし、細胞が余分な脂肪分を溜め込んで大きくなってくると、やがて細胞間の隙間が狭くなってきます。

 

ちょうど、脂肪細胞がすし詰め状態になるイメージです。

 

そうすると、脂肪細胞の隙間を通っていた血管やリンパ管が圧迫されて、体液の循環が悪くなってくる訳です。

 

これが、脂肪が硬い状態になる前段階という事になります。

 

こうして、脂肪細胞がどんどん肥大化してくると、体液が滞って代謝が低下してしまうのです。

 

そうすると皮下脂肪が冷えやすくなり、運動してもなかなか燃焼しないという悪循環が起こり始めます。

 

脂肪が硬い、揉むと痛い状態へ

 

ここから更に脂肪細胞が大きくなると、強く圧迫された毛細血管が切れてしまう事があります。

 

すると脂肪細胞の回りには、毛細血管から染み出した血漿成分が溜まり始めます。

 

この蓄積物はエデマ(細胞間浮腫)と呼ばれます。

 

こうなると、脂肪細胞は毛細血管から上手く栄養を摂り入れる事ができず、やがて次々と死滅していくのです。

 

また一方で、エデマは以下のような症状を引き起こします。

 

①脂肪細胞に張り巡らされているコラーゲン繊維をエデマが破壊する。

②コラーゲンが自己修復によって再生される。

③こうして、コラーゲン繊維の破壊と自己修復が繰り返される。

④異常に増殖したコラーゲン繊維が、老廃物と一緒に脂肪細胞を包み込んで固まっていく。

⑤脂肪は硬くなり、揉むと痛いセルライト状になる。

 

このように、元々は柔らかくて弾力のあった脂肪が、段階的に硬い状態へと変化していくのです。

(2)硬い脂肪になる前に、柔らかくしておく3つの方法

脂肪は硬い状態、あるいは揉むと痛い状態になってしまうと、そう簡単には元に戻りません。

 

ですから、そうなる前に脂肪を柔らかくキープしておく事が重要です。

 

そこで以下の3つの方法で、脂肪細胞の周囲を流れる血液やリンパの流れを良くしておきましょう。

 

入浴で脂肪を温める

 

体液の循環が悪くなった脂肪細胞は冷えています。

 

そのまま放っておけば硬い状態へと変化してしまうので、まずは入浴を行って脂肪を温めてみましょう。

 

こうして身体の代謝を高めると、一時的ではありますが脂肪が解れて柔らかくなります。

 

運動で血行を促進する

 

冷えた脂肪細胞を温めるには、運動を行って身体の内側から発熱させるのも効果的です。

 

そして、運動によって脂肪が燃焼されると、肥大していた脂肪細胞が小さくなります。

 

すると細胞間の隙間が広くなるので、脂肪を柔らかくキープする事ができます。

 

マッサージで脂肪を解して代謝アップ

脂肪の周囲で滞った体液の循環を改善するには、マッサージが非常に効果的です。

 

マッサージは直接的に血液やリンパの流れを良くし、脂肪を解して柔らかくします。

 

すると、脂肪細胞の代謝がアップするので、硬くなるのを防ぐ事ができます。

 

ただし、余り力を入れ過ぎると逆効果になりますから、あくまでも優しくソフトに、リンパの流れに沿って行うのが重要であり、

 

押し流しの方向や強さが正しくなければ、その効果は半減してしまいます。

 

ですから、そうした点においてプロが行うマッサージは、脂肪が硬くなるのを予防する効果が格段に優れている訳です。

 

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(3)セルライト化した硬い脂肪の改善方法は?

硬い脂肪は潰さない方が良い

 

よく、セルライト状の硬い脂肪を潰す人がいますが、これは痛い上に効果的ではありません。

 

なぜなら、脂肪を柔らかくするどころか、逆に毛細血管を傷付けて状態を悪化させてしまうからです。

 

そして、場合によっては内出血を起こしてアザができる事もあります。

 

では、既にセルライト化して硬くなってしまった脂肪を柔らかくするには、どんな方法があるのか?

 

そこで効果に期待ができるのは、エステなどで行われているキャビテーションです。

 

セルライト対策にはキャビテーションが人気

キャビテーションというのは、特殊な音波を照射して硬い脂肪を溶かすという痩身法です。

 

そして、溶け出した脂肪をマッサージでリンパへと押し流し、体外へと排出する訳です。

 

これはセルライト潰しのように痛い訳ではありませんし、脂肪吸引のようにメスを使う訳でもありません。

 

ですからこの方法は、硬い脂肪を柔らかくしたい人には非常に人気があります。

 

ただし、一度に大量の脂肪を溶かして排出させる事はできないので、何度かエステなどに通う必要があります。

 

しかも、一部位の硬いセルライト状の脂肪を減らすのに、相場としては5~10万円くらいはかかります。

 

そこで費用を安くおさえながら、しかも自宅で手軽にキャビテーションが行える、

 

家庭用キャビテーションマシンなどは非常に人気があります。

 

【参考記事】キャビテーションの効果と家庭用マシン

 

例えば、家庭用マシンのボニックProなどは、値段もお手頃で愛用者の多い売れ筋のダイエット器具になります。

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こうしたキャビテーションマシンは、市場に出回っている様々なダイエット器具の中でも、

 

部分的な皮下脂肪対策には特に有効となりますから、使用価値は非常に高いかと思います。

 

なお、ダイエットシーズンに入ると品薄になる場合もありますので、

 

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(4)硬い脂肪になる前に、贅肉を落とすダイエット方法

脂肪が硬いセルライト状になるのを予防するなら、何よりも脂肪細胞の肥大化を抑える必要があります。

 

そのためには、日頃からの適度な運動と食事の管理が重要になってきます。

 

もし余分な脂肪が増えてきた場合には、ダイエットで贅肉を落としていきましょう。

 

そこで最後に、効果的なダイエットの方法について解説しておきたいと思います。

 

糖質制限で脂肪を減らす

 

まず食事に関して言うと、余分な脂肪を減らすなら糖質制限が効果的です。

 

糖質は身体のエネルギー源になりますが、余剰分は中性脂肪に作り変えられて贅肉になります。

 

そこで、糖質を不足状態にして予備エネルギーの脂肪を燃やすのが糖質制限ダイエットです。

 

筋トレで脂肪の燃えやすい身体作り

 

運動についていうと、ダイエットにはまず筋トレがおすすめです。

 

なぜなら、筋肉はエネルギーの消費量が高いので、筋トレを行うと脂肪燃焼体質になるからです。

 

そして、筋トレをメインにしながら有酸素運動をサブで取り入れると、更に痩せる効果がアップします。

まとめ

(1)脂肪が硬い、揉むと痛い状態になる段階。

  1. 脂肪細胞が肥大化する
  2. 血液やリンパの流れが悪くなり、脂肪が冷える
  3. 脂肪細胞に圧迫された毛細血管が切れ、エデマが溜まる
  4. エデマによってコラーゲン繊維が破壊される
  5. 修復されたコラーゲン繊維が、老廃物と一緒に脂肪細胞を包み込んで固まる

(2)脂肪を柔らかく解す方法。

  • 入浴
  • 運動
  • マッサージ

(3)痛いセルライト潰しは毛細血管を傷付け、状態を悪化させる。

(4)脂肪を減らす効果的なダイエット方法。

  • 糖質制限
  • 筋トレと有酸素運動

いかがでしょうか。脂肪が硬いセルライト状になり、揉むと痛い段階に及ぶと、元の柔らかい状態にはなかなか戻りません。

セルライト予防のためには、日頃から脂肪を柔らかく保ってお事が大切です。