加齢と共に気になってくるのが身体のたるみです。
中でも、たるみが現れやすいのがお腹回りです。
この部分は骨格が少なくて軟らかい組織が多いですから、筋肉の老化でたるみが生じやすいのです。
こうした腹回りを引き締めるなら、筋トレなどで腹筋に刺激を与える必要があります。
そこで今回は、お腹回りのたるみを解消する効果的な方法について解説します。
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【目次】
(1)なぜ、たるみはお腹回りに現れやすいのか?
- お腹回りは、たるみやすい
- 筋トレで体型を自由に変える
- 筋肉は年齢に関係なく成長する
(2)これで、たるみ解消!お腹回りを引き締める筋トレの方法
- お腹回り前面のたるみを解消する筋トレ
- お腹回り横のたるみを解消する筋トレ
- フラフープで、お腹回りを引き締め
(3)これで、たるみ解消!お腹回りのインナーマッスルを引き締める方法
- 腹式呼吸で、お腹回りのたるみを解消
- 皮下脂肪が多い場合は、まずダイエット!
まとめ
脂肪を落とす、一押しのダイエット器具
(1)なぜ、たるみはお腹回りに現れやすいのか?

お腹回りは、たるみやすい
お腹回りは身体の中でも特徴的な部分であり、ここは背骨が一本通っているだけで、
あとは内臓、筋肉、脂肪といった軟らかい組織がその大半を占めています。
これは、主に骨格によって支えられている他の部分との大きな違いです。
ですから腹筋の衰えは、そのままお腹回りのたるみを起こしてしまう訳です。
例えば、皮下脂肪の量が同じであったとしても、筋肉が多ければ見た目には張りがあって若々しく見えます。
逆に、筋肉が少なければ皮下脂肪がそのまま垂れ下がり、見た目に年老いて見える訳です。
筋肉は放っておけば加齢と共に減少して衰えますが、それは老化現象の一つでもあります。
筋トレで体型を自由に変える
お腹回りの体型を変えようとする場合、あなたなら先ず何を行いますか?
おそらく、余分に付いてしまった脂肪を部分的に落とす事を考えるでしょう。
しかしながら、ダイエットで皮下脂肪を部分的に落とす事は出来ません。
なぜなら、皮下脂肪は身体の末端から中心部に向かって順番に落ちていく傾向があるからです。
ところが、身体の中で引き締めたいと思う部分があるとすれば、
そこを狙って筋トレを行うとピンポイントでたるみを解消する事ができます。
つまり、筋トレは体型を部分的に変える事が出来る唯一の方法という事になる訳です。
筋肉は年齢に関係なく成長する
筋肉は加齢と共に老化して収縮力が低下します。
また、筋肉は使えば発達し、使わなければ退化します。
そして、衰えた筋肉は古くなり弾力性が失われたゴムと同じです。
もし腹筋がこうした状態になってしまうと、お腹回りを上手く支え切る事ができず、たるみが生じてしまうのです。
しかし、筋肉は刺激を与えれば直ぐに若さを取り戻して収縮力が蘇ります。
するとお腹回りが引き締まり、たるみ解消の効果が得られるのです。
しかも、筋肉は年齢に関係なく刺激を加えると反応しますから、高齢でも若々しい体型を維持する事は可能です。
例えば、70歳を超えたボディビルダーの身体を見れば、それがお分かりになると思います。
(2)これで、たるみ解消!お腹回りを引き締める筋トレの方法
身体の表層部分の筋肉をアウターマッスルと言います。
アウターマッスルは筋力が強く収縮力に優れています。
では、このアウターマッスルを刺激して、お腹回りのたるみを解消する筋トレをご紹介したいと思います。
お腹回り前面のたるみを解消する筋トレ

お腹回り前面の、みぞおちから下腹部に向かう筋肉は腹直筋と呼ばれ、その筋肉繊維は縦方向に走っています。
この部分は次の筋トレで引き締めて、たるみを解消しましょう。
「足上げ腹筋」

①仰向けに寝て脚を伸ばします。
②足を浮かした状態から、おへそを見ながら足を45度の高さまで持ち上げて下ろします。
この方法は腹筋の力が弱くても、比較的簡単に行える運動です。
「膝タッチ」

①仰向けに寝て膝を曲げます。
②腕を伸ばし、上体を丸めて膝にタッチします。
「クランチ」

①仰向けに寝て膝を曲げます。
②両手で頭を抱え、おへそを見ながら上体を丸めて腹筋を縮めます。
以上が腹直筋を引き締める簡単な腹筋運動です。
お腹回り横のたるみを解消する筋トレ
お腹回り側面の筋肉は腹斜筋と呼ばれ、表面部分の外腹斜筋と、その内側の内腹斜筋の2種類があります。


外腹斜筋の筋肉繊維は腹直筋から外へ斜め上方向に、内腹斜筋は斜め下方向に走っています。
この部分は次の筋トレで引き締めて、たるみを解消しましょう。
「ダルマ運動」

①仰向けに寝て、腕を伸ばして床に付けます。
②膝を胸に引きつけ、背中が浮き上がらないように膝を左右交互に傾けます。
「膝タッチツイスト」

①仰向けに寝て軽く脚を開き、膝を曲げます。
②腕を伸ばし、上体をひねりながら手と膝を左右交互にクロスさせます。
腹斜筋は日頃から使われる機会が少ない部分なので、慣れるまでは少しキツイかもしれません。
以上の種目を、回数については個人差があるので指定はできませんが、
いずれの運動も腹筋が辛くなってから数回は頑張りましょう。
すると腹筋に適度な刺激が加わり、お腹回りの引き締め効果がアップします。
フラフープで、お腹回りを引き締め
その昔、フラフープは1958年に爆発的に大ヒットした運動器具です。
フラフープによる腰の回転運動は、腹直筋と腹斜筋を一度に刺激しますから、
お腹回りの引き締めには非常に効果があります。
しかも、楽しみながらお腹回りのたるみを解消する事が出来ますから一石二鳥です。
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(3)これで、たるみ解消!お腹回りのインナーマッスルを引き締める方法
アウターマッスルに対し、身体の深層部分にある筋肉をインナーマッスルと言います。
インナーマッスルは筋力が弱く、その役割りはアウターマッスルの動きを微妙に調整したり、長時間の姿勢の保持などです。
簡単に言うと、無意識の間に使われている筋肉といって良いでしょう。
腹式呼吸で、お腹回りのたるみを解消
お腹回りのインナーマッスルは腹横筋と呼ばれ、お腹全体をコルセットの様に包んでいます。

腹横筋は主にお腹を凹ませたり膨らませたりする時に使われます。
そこで、腹式呼吸を行って腹横筋を刺激すると筋肉のコルセットが強化され、
お腹回りのたるみ解消に非常に効果的です。
腹式呼吸は鼻からゆっくりと息を吸いながらお腹を膨らませ、
口からゆっくりと息を吐きながらお腹を凹ませる呼吸方法です。
日頃、私たちの多くは胸式呼吸を行っていますから、意識して腹式呼吸を行ってみましょう。
この方法はドローインとも呼ばれ、お腹回りを引き締める非常に簡単な方法です。
参考記事⇒ぽっこりお腹を解消!お腹回りを凹ますドローインのダイエット効果
皮下脂肪が多い場合は、まずダイエット!
お腹回りを引き締める筋トレの効果は、皮下脂肪が多いと見た目には現れません。
ですから、その場合は先ずダイエットで皮下脂肪を落とす事が先決です。
ダイエット効果を高めるには、まず全身の筋トレを行って筋肉を増やす事が大切です。
なぜなら、筋肉が増えると基礎代謝が上がり、消費カロリーが増加して脂肪燃焼体質になれるからです。
その上で有酸素運動を行えば、効率良く脂肪を燃やす事が出来ます。
こうしてお腹回りの脂肪がある程度まで落ちてくれば、たるみを解消する腹筋運動が有効になってきます。
参考記事⇒ダイエットで下腹の皮下脂肪を効果的に燃焼させる4つの方法
まとめ
(1)腹筋が衰えると、お腹回りにたるみが生じやすくなります。
(2)腹筋を引き締めて、たるみを解消する方法。
- 腹直筋→足上げ腹筋、膝タッチ、クランチ
- 腹斜筋→ダルマ運動、膝タッチツイスト
- 腹横筋→腹式呼吸(ドローイン)
いかがでしょうか。お腹回りのたるみを解消するなら、筋トレで腹筋に刺激を与えましょう。
また、ダイエットで部分痩せは不可能ですが、筋トレならピンポイントで体型を変える事が可能です。
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脂肪を落とす、一押しのダイエット器具
余分な脂肪でたるんだ腹回りを、部分的にスッキリさせる為に脂肪吸引を行う人もいます。
ところがエステ業界では今、従来の脂肪吸引に変わるキャビテーションが話題となっており人気も高まっています。
これはメスを使わない最先端の脂肪除去法ですから、安全性の高さにおいては定評があります。
キャビテーションとは簡単に言うと、脂肪を溶かしてリンパへと流し出す痩身法です。
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家庭用のキャビテーションマシンの中でも特に人気があります。
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参考記事⇒美ルルキャビの痩身効果が口コミで話題!これが自宅で脂肪を落とす器具

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