お腹回りのセルライト発生の仕組み!段階別に見た症状と、なくす方法

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太股、ヒップ、お腹回りなどに出来る、ゴツゴツとした皮下脂肪の塊をセルライトと言います。

 

これは脂肪細胞の最終段階の状態で、普通の脂肪とは異なります。

 

では、どの様な原因で脂肪がセルライト化してしまうのか?

 

また、ダイエットで落とす事は可能なのか?

 

そこで今回は、セルライトが出来る仕組みと段階、なくす方法などについて詳しく解説します。

 

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【目次】

(1)お腹回りにセルライトが発生する原因と仕組み!初期~中期段階はこうなる

  • 脂肪細胞が増加するとセルライトの前段階になる
  • セルライトが初期段階に進行する仕組み
  • セルライトが中期段階に進行する仕組み

(2)お腹回りのセルライトが後期~末期段階に進行する仕組みとは?

  • セルライトが後期段階に進行する仕組み
  • セルライトが末期段階に進行する仕組み

(3)お腹回りのセルライトをなくす!段階別の対処方法

  • 初期段階であればマッサージでなくす
  • 段階が進むと治療が必要
  • セルライト治療のキャビテーションとは?
  • 自宅でキャビテーション

(4)お腹回りに脂肪を溜めないセルライトの予防法

  • 糖質を控えて脂肪の増加を抑える
  • 筋トレで脂肪燃焼体質になる

まとめ

(1)お腹回りにセルライトが発生する原因と仕組み!初期~中期段階はこうなる

 

セルライトは皮下脂肪の多い女性に現れやすい症状で、特に太股、ヒップ、お腹回りなどに見られる脂肪の塊です。

 

この部分は元々にして脂肪が落ちにくい部分ですから、厄介なセルライトも現れやすい訳です。

 

では初めに、セルライトへと変化する脂肪細胞について簡単に話しておきましょう。

 

脂肪細胞が増加するとセルライトの前段階になる

 

皮下脂肪を細胞レベルで見ると、脂肪細胞の中に脂肪滴と呼ばれる袋があります。

 

身体の中で余った脂肪分は血液によって運ばれ、この脂肪滴の中にどんどんと溜め込まれていきます。

 

それに伴い脂肪細胞が限界まで大きくなると、新たに数を増やして脂肪を溜め込んで行くのです。

 

これが皮下脂肪の増殖の仕組みです。

 

こうして脂肪細胞が増大と増殖を繰り返していくと、脂肪組織は次第にスシ詰め状態になってきます。

 

ちょうど、ブドウの房をイメージしてもらえば良いと思います。

 

すると、脂肪細胞の間を通る毛細血管やリンパ管を圧迫して流れを悪くします。

 

こうした状態になると代謝が悪くなり、脂肪の燃焼もスムーズに行かなくなってしまう訳です。

 

セルライトが初期段階に進行する仕組み

 

さて、問題はここからです。

 

まずは、脂肪細胞がセルライトの初期段階に進行するまでの仕組みについて見ていきましょう。

 

異常に増えてしまった脂肪細胞は、次第にセルライトの形成へと段階が進行して行きます。

 

正常な脂肪細胞は、周囲の毛細血管を通じて栄養を取り入れて老廃物を排出していますが、

 

脂肪細胞が増加すると、周囲の毛細血管が圧迫されて切れてしまう事があります。

 

すると、そこから染み出した血漿成分が溜まり始め、どんどんと蓄積されていきます。

 

この蓄積物はエデマ(細胞間浮腫)と呼ばれます。

 

そして、エデマにより身体にむくみが発生した状態がセルライトの初期段階という事になります。

 

セルライトが中期段階に進行する仕組み

 

今度は、セルライトが初期段階から中期段階に進行するまでの仕組みを見ていきましょう。

 

エデマによりむくみがの症状が続いてしまうと、脂肪細胞の周囲には回収が出来なくなった老廃物が溜まっていきます。

 

そして、毛細血管の損傷によって栄養を上手く取り込めなくなった脂肪細胞は次々と死滅していくのです。

 

その一方で、エデマは脂肪細胞に張り巡らされていたコラーゲン繊維を破壊していきます。

 

すると、コラーゲンは自己修復によって再生されるのですが、

 

その度にエデマによって破壊されますから、再び自己修復を行わなければなりません。

 

こうして、コラーゲンが破壊と自己修復を何度も繰り返していると、

 

やがて異常に増殖したコラーゲン繊維が、脂肪細胞と老廃物をまとめて包み込むようにして固まってしまうのです。

 

この塊が、お腹回りなどの皮膚にくぼみを作り始めるのがセルライトの中期段階です。

 

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(2)お腹回りのセルライトが後期~末期段階に進行する仕組みとは?

さて、セルライトは更に進行して症状を悪化させて行きます。

 

セルライトが後期段階に進行する仕組み

 

中期段階の状態を放置しておくと、セルライトは脂肪細胞が増大したお腹回りなどで次々と数を増やしていきます。

 

そして、皮膚の表面に凹凸を作り始めるのです。

 

こうして進行したセルライトは、脂肪細胞としては役に立たない老廃物となり酸化を始めます。

 

酸化とはサビ付いて老化する事です。

 

すると、セルライト周辺の毛細血管も酸化の影響を受けて直ぐに衰えてしまいます。

 

そして、毛細血管は簡単に内出血を起こし、エデマによってむくみが起こりやすくなります。

 

こうして、あちこちに発生したセルライトの周辺で悪影響が起こるのが後期段階なのです。

 

セルライトが末期段階に進行する仕組み

 

後期段階を過ぎると悪循環が止まりませんから、脂肪細胞がセルライト化するスピードがますます加速して行きます。

 

そして、お腹回りなどにセルライトが異常に増加してしまうと、

 

美容外科などで行われる専門的な治療も効かなくなってしまうのです。

 

日本では滅多に症例は見られないそうですが、こうして外科手術が必要になる状態が末期段階です。

 

(3)お腹回りのセルライトをなくす!段階別の対処方法

では、セルライトをなくす方法について見ていきましょう。

 

初期段階であればマッサージでなくす

 

セルライトの初期段階であれば、セルフマッサージで代謝を良くすれば無くす事が可能です。

 

マッサージの方法は、お腹回りなどの気になる部分を優しく揉み解したり、つまんだり、さする事です。

 

ただし、指圧のように力を入れ過ぎて行うと毛細血管を傷付ける恐れがありますから、力加減には注意が必要です。

参考記事効果的なマッサージのやり方!エステで皮下脂肪は落ちるのか?

 

段階が進むと治療が必要

 

セルライト化した脂肪細胞が死滅してしまうと、代謝が起こらないので脂肪分の燃焼も起こりません。

 

こうして脂肪としての機能を失い、老廃物の状態になったセルライトは食事や運動は勿論のこと、

 

セルフマッサージを行ってもなくすのは難しいようです。

 

そうすると、エステや美容外科での治療が必要となってきます。

 

その治療の1つに、キャビテーションと呼ばれる方法があります。

 

セルライト治療のキャビテーションとは?

 

この方法は、脂肪吸引のように身体にメスを入れないので安全性の面では定評があるようです。

 

キャビテーションでセルライトをなくす仕組みと施術の手順は次の通りです。

 

①お腹回りなどに特殊な機械を当てて超音波を流すと、脂肪細胞の中に水泡が出来ます。

②水泡が次第に大きくなると、それに伴って膨張した脂肪細胞が壊れて中から脂肪分が溶け出してきます。

③マッサージで脂肪分を血管へと押し流し、体外への排出を促します。

④施術後に運動を行い、血管に流し出された脂肪を燃焼させると更に効果が高まります。

 

この様に、キャビテーションはセルライト化した脂肪細胞を壊し、溶け出した脂肪分を体外へと排出してなくす方法です。

 

通常、こうした施術をエステなどで受ける場合は、目安として一部位につき5~10万円の費用は見ておく必要があります。

 

自宅でキャビテーション

 

キャビテーションは安全性が高いという点で人気がありますが、

 

エステなどに通うとなれば、料金的な負担がネックになる方も少なくはありません。

 

その場合は、家庭用のキャビテーションマシンがおすすめで、

 

これならエステに何度も通う必要がなく、自宅で繰り返して使用ができるので、費用の面ではかなりお得になります。

 

また口コミなどを見ても、実際にセルライト改善の効果が期待できるようです。

 

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(4)お腹回りに脂肪を溜めないセルライトの予防法

セルライト化してしまった脂肪細胞はダイエットやマッサージでなくすのは困難です。

 

そこで、脂肪細胞を大きくしたり数を増やさない為には、日頃の食事管理と運動が大切です。

 

糖質を控えて脂肪の増加を抑える

 

糖質は身体を動かすエネルギーになる栄養素ですが、余った分は中性脂肪に作り変えられてお腹回りの贅肉になります。

 

そこで、余分な糖質の摂取を控えると、体脂肪の増加を防ぐ事が出来ます。

 

更に、糖質の摂取を減らしてエネルギー不足にすれば、予備エネルギーの体脂肪が燃えやすくなります。

 

これが、いわゆる糖質(炭水化物)制限ダイエットです。

 

糖質は糖分の他にも、ご飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。

参考記事炭水化物ダイエットで、お腹回りが痩せる!酵母の力で糖質分解

 

なお、糖質の摂取を減らした分は、肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれるタンパク質をしっかりと食べましょう。

 

タンパク質は非常に太りにくいので、ダイエットには最適な栄養素になります。

 

筋トレで脂肪燃焼体質になる

 

加齢と共にお腹回りに余分な肉が付きやすくなる大きな原因は、筋肉の減少による基礎代謝の低下です。

 

そして基礎代謝が低下すると、日常的な消費カロリーが減少するので太りやすくなる訳です。

 

そこで、筋トレを行って筋肉を増やしておけば、脂肪燃焼体質となるのでダイエット効果が高まります。

参考記事お腹の肉を落とす筋トレの方法!これなら一日5分で簡単に出来る

 

冷え性、むくみを解消する

 

また、セルライトが出来やすい人は冷え性であったり、むくみやすい傾向があります。

 

こうした人は血流が悪いので、代謝が上手く行かず脂肪が燃焼しにくいのです。

 

燃焼しない脂肪はセルライト化する可能性が高くなりますから、

 

日頃からマッサージや入浴、あるいは身体を動かす事で血行を良くしておきましょう。

 

セルライトを予防するには、こうした日頃のちょっとした習慣が大切になってきます。

まとめ

(1)脂肪細胞がセルライト化する仕組みと、進行の5段階。

  • 前段階→脂肪細胞が増加して毛細血管やリンパ管を圧迫
  • 初期段階→圧迫された毛細血管が切れ、漏れ出した血漿成分が蓄積してエデマになる
  • 中期段階→脂肪組織のコラーゲンが破壊と修復を繰り返しながら、脂肪細胞と老廃物を包み込むようにして固まる
  • 後期段階→死滅した脂肪細胞が酸化し、周囲の組織に悪影響を与える
  • 末期段階→脂肪のセルライト化が加速する

(2)セルライトを、なくす方法。

  • 初期段階→マッサージでなくす事が可能
  • セルライト化した脂肪が死滅状態→キャビテーションなどの治療が必要
  • 末期段階→外科手術

(3)セルライト予防のために脂肪を溜めない方法。

  • 高タンパク低糖質の食事
  • 筋トレで脂肪燃焼体質になる
  • 冷え、むくみを解消する

いかがでしょうか。お腹回りなどに溜まった皮下脂肪を放置しておくと、次第にセルライト化する可能性があります。

そうなる前に、出来るだけ早い段階での対策をお勧めします。

 

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