真面目にダイエットを続けているのに、なぜかお腹回りの脂肪が上手く落ちない!
あなたも、そうでしょうか?
だとすれば、それは単にやり方を間違っているか、そもそも効果のないダイエット情報を鵜呑みにしているかの何れかです。
ですから、正しくダイエットを行えば誰でも痩せる事ができます。
そこで今回は、お腹回りの脂肪が上手く落ちない原因と、その対策について解説したいと思います。
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【目次】
(1)これが、お腹回りに脂肪が溜まる仕組みと脂肪燃焼のメカニズム
- あなたは、糖質を食べ過ぎていませんか?
- 糖質は脂肪に変わる!?
- 脂肪燃焼のメカニズム
- 体脂肪には落ちる順番がある
(2)お腹回りの脂肪が落ちない!これが、間違った運動のやり方
- 有酸素運動だけを行っている
- 有酸素運動のやり方が間違っている
(3)お腹回りの脂肪が落ちない!これが、間違った食事の方法
- 食事のカロリーを制限している
- 水分の補給が足りない
- 塩分の摂り過ぎ
(4)お腹回りの脂肪が落ちない!あなたは、効果の無いダイエットを行っていませんか?
まとめ
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(1)これが、お腹回りに脂肪が溜まる仕組みと脂肪燃焼のメカニズム
ダイエットを続けているのに、お腹回りの脂肪が上手く落ちないという人は、
まず、脂肪が溜まる原因と脂肪燃焼のメカニズムについて簡単に理解しておく必要があるでしょう。
すると、ダイエットの間違いについて自ずと分かってくる筈です。
あなたは、糖質を食べ過ぎていませんか?
三大栄養素の中で、食べ過ぎて太るのは脂肪と糖質です。
そして、タンパク質というのは太りにくいので、ダイエットには最適な栄養源となります。
参考記事⇒タンパク質の食べ過ぎで太る、太らない?過剰分が脂肪に変わるは嘘?
まず、脂肪はとかくダイエットの大敵と思われがちですが、
目安としては、1日に50gは必要とされている大切な栄養素なのです。
ですから、むしろ控え過ぎの人が意外と多いかもしれません。
そうすると、問題は糖質という事になります。
糖質は、身体を動かすエネルギー源となる栄養素であり、
糖分の他にも御飯、麺類、パンなどの主食と呼ばれる炭水化物に多く含まれています。
そして、現代人が太る主な原因は、この糖質の摂り過ぎにある言われています。
そうした理由から、最近になって注目されているのが糖質(炭水化物)制限ダイエットです。
参考記事⇒炭水化物ダイエットで、お腹回りの脂肪を落とす!酵母の力で糖質分解
糖質は脂肪に変わる!?
エネルギー源となる糖質は、消化吸収されると肝臓や筋肉に一時的にストックされます。
ただし、ストックが可能な糖質の量は、せいぜい1500キロカロリー程度であり、
コンビニサイズのおにぎりで言うと約9個分です。
では、ストックし切れずに余ってしまった糖質はどうなるのか?
それが中性脂肪に作り替えられて、お腹回りの余分な脂肪になるのです。
これが太るという事です。
ですから、糖質はストックが目減りした分だけをこまめに補ってやれば、余分な脂肪は溜まらないという事になります。
つまり、糖質を一度にたくさん食べ過ぎてしまうドカ食いをすると太るのです。
脂肪燃焼のメカニズム
体脂肪は通常において、中性脂肪という安定した固形の状態にありますから、そのままでは燃焼できません。
ところが、糖質エネルギーが枯渇したり、運動を行って体温が上昇してくると、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化します。
すると、リパーゼの働きによって中性脂肪は脂肪酸に分解され、燃える状態となって血中に溶け出します。
そして、必要に応じて燃焼し、脂肪エネルギーに変わるのです。
体脂肪には落ちる順番がある
さて、脂肪燃焼のメカニズムについては大まかに理解して頂いけたと思います。
そして、もう一つ知っておくべきなのは、脂肪の落ち方というのは身体の部位によって大きく異なるという事です。
傾向としては、ダイエットを行うと最初に内臓脂肪が落ち、
その後、皮下脂肪が身体の末端から中心部に向かって、基本的には次の順番で落ちていきます。
「手首・足首」→「前腕・ふくらはぎ」→「肩・二の腕」→「太股」→「顔・胸」→「お腹回り」→「お尻」
ですから、ダイエットによる部分痩せは不可能という事になります。
お腹回りについて言うと、まず代謝の活発な内臓脂肪が先に落ちますから、
正しくダイエットを行えばポッコリお腹は短期間で解消します。
ところが、お腹回りの皮下脂肪は落ちる順番がほぼ最後という事になりますから、
ダイエットを始めても、最初の期間はなかなか落ちないのです。
ですから、お腹回りの皮下脂肪が落ちてくるまでには、ある一定の時間を要します。
参考記事⇒ダイエットで、お腹回りのうきわ肉をスッキリ解消!効果的な3つの方法
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(2)お腹回りの脂肪が落ちない!これが、間違った運動のやり方
では次に、ダイエットでの間違った運動のやり方について見て行きましょう。
しばらく運動を続けているのに、お腹回りの脂肪が上手く落ちないという方は、いずれかに当てはまるかもしれません。
有酸素運動だけを行っている
お腹回りの脂肪を落とす目的で、ジョギングやウォーキングといった有酸素運動を行っている人は多いと思います。
しかし、有酸素運動だけを習慣的に続けていると、やがて脂肪が上手く落ちない体質に変わってきます。
これが、一見するとダイエットに効果がありそうな有酸素運動の落とし穴なのです。
なぜなら、有酸素運動を習慣的に行っていると、身体は適応反応を示して有酸素運動に適した状態に変化するからです。
それは、少ないエネルギーで長時間の運動が可能な省エネ体質という事になります。
省エネ体質になると、消費カロリーの多い筋肉が減らされます。
なぜなら、体脂肪は貴重なエネルギー源として出来るだけ残しておきたいからです。
こうなると、お腹回りの脂肪は上手く落ちないという事になります。
では、有酸素運動で脂肪の燃焼効率を上げるにはどうすれば良いのかというと、
筋トレも並行して行い、筋肉を増やしておく事が大切になってきます。
なぜなら、筋肉が増えると消費カロリーが増加して脂肪燃焼体質になるので、
日常的にも、あるいは運動を行った時にも脂肪の燃焼効率がアップするからです。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、有酸素運動だけを習慣的に行っていませんか?
参考記事⇒なぜメタボ解消には有酸素運動より筋トレダイエットが有効なのか?
有酸素運動のやり方が間違っている
さて、有酸素運動を行うにしても、やり方次第で脂肪の燃焼効率は大きく違ってきます。
ですから、いくら時間をかけて頑張ったとしても、場合によってはお腹回りの脂肪が上手く落ちないという事になります。
そこで、有酸素運動にありがちな3つの間違いについて話しておきましょう。
①食後に行っている
身体を動かすエネルギー源は、糖質か脂肪のいずれかです。
そして、優先的にエネルギー利用されるのは糖質で、脂肪は予備のエネルギーです。
ですから、身体に糖質が残っていれば、予備の脂肪を燃やす必要性は低いという事になります。
例えば、食事で御飯などの糖質を摂取すると、しばらくの間は糖質エネルギーが優先的に使われます。
ですから、有酸素運動で予備の脂肪がエネルギーとして利用されやすいのは、
糖質が枯渇して血糖値が下がる空腹時という事になります。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、有酸素運動を行うタイミングを間違っていませんか?
②運動の強度が強すぎる
脂肪が燃焼するには酸素が必要不可欠です。
しかし、運動の強度を上げ過ぎてしまうと呼吸が苦しくなり、酸素が不足状態になってしまいます。
こうなると、脂肪の燃焼効率が低下し、代わりに糖質エネルギーの利用配分が増えてしまいます。
なぜなら、糖質は酸素がなくてもエネルギーに変わるからです。
つまり、単に運動の強度を上げて消費カロリーを増やしたとしても、それに比例して脂肪が燃える訳ではないという事です。
では、脂肪の燃焼効率を高める有酸素運動の強度はどのくらいか?
それは、運動中の心拍数を目安にすると、最大心拍数の50~65%を維持できる強度だと言われています。
その心拍数ゾーンの計算方法は次の通りです。
↓ ↓ ↓
(心拍数)→(220-年齢)×(0,5~0,65)
感覚的に言うと、軽く息が弾んで適度に汗ばむくらいの強度です。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、運動の強度が強過ぎるのではないですか?
③継続時間が短い
体脂肪というのは、運動開始と同時に効率よく燃焼する訳ではありません。
既に解説した通り、運動による体温上昇に伴って脂肪分解酵素のリパーゼが活性化すると、
脂肪を燃やしてエネルギー生産を行う準備段階に入ります。
そして、脂肪が効率良く燃焼を始める脂肪燃焼ゾーンに入るまでには、約20分が必要だと言われています。
ですから、ダイエット目的で有酸素運動を行うなら、20分以上は継続すると成果が上がります。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、運動の継続時間が短いのではないですか?
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(3)お腹回りの脂肪が落ちない!これが、間違った食事の方法
今度は、お腹回りの脂肪が上手く落ちない人にありがちな、間違った食事について話しておきましょう。
食事のカロリーを制限している
食事制限をしてカロリーを不足状態にすれば、その分だけ脂肪が燃焼してお腹回りが痩せる!
一見すると、この理屈は正しいようにも思えますが、実際のところ身体はその通りには反応しないのです。
もし、摂取カロリーを必要以下に減らしてしまうと、脳は飢餓状態であると認識して防衛反応を示し、
結果的に私たちの身体は、無駄なカロリー消費を抑えるために省エネ体質へと変化します。
そうすれば、貴重なエネルギー源である体脂肪をできる限り温存できる訳です。
その結果、カロリー消費の多い筋肉が優先的に減らされて、脂肪は上手く落ちないという事になります。
ですから、食事制限をして体重が減ったとしても、それは脂肪ではなく筋肉が減少している場合が多いのです。
そこで、太りやすい糖質の摂取を控えた上で、タンパク質をしっかりと食べて必要なカロリーを満たしましょう。
タンパク質は、肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれており、
たくさん食べても太りにくいので、ダイエットには最適な栄養源となります。
水分の補給が足りない
体脂肪が燃焼するためには、まず固形の脂肪を水分で溶かす必要があります。
そして、溶けた脂肪は体液を通じて全身に運ばれます。
更に、脂肪の燃えカスは尿や汗などの水分に混じって体外に排出されます。
このように、脂肪燃焼の一連の過程においては必ず水分が必要になります。
ですから、十分な水分補給を行う事で、常に脂肪が燃焼しやすい状態をキープできるのです。
逆に水分が不足状態になってしまうと、脂肪の燃焼がスムーズに行かなくなるという訳です。
ちなみに、モデルさんの多くは余分な脂肪を付けないために、1日に約2リットルの水分を補給しているそうです。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、水分が不足しているのではないですか?
塩分の摂り過ぎ
私たちの体液は、塩分濃度が約0,9%に保たれています。
仮に、塩分を摂り過ぎると体液が濃くなりますから、薄める為にはより多くの水分が必要になります。
すると、本来は排出されるべき水分を身体に残しておく必要が生じます。
こうして体内水分の循環が悪くなると、脂肪の燃えカスが上手く排出されなくなり、脂肪燃焼のサイクルが滞ってしまいます。
また、塩分を摂り過ぎるとむくみが発生しやすくなるので、余計に太って見えてしまう場合もあります。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、塩分の摂り過ぎではないですか?
参考記事⇒むくみが原因で、お腹回りが太る?効果的な解消法はマッサージ
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(4)お腹回りの脂肪が落ちない!あなたは、効果の無いダイエットを行っていませんか?
お腹回りの脂肪が上手く落ちない原因のもう一つは、そもそも効果の無いダイエットを行っているという事です。
巷では様々なダイエット情報が流れ、多くのダイエット器具が売られています。
あなたは、そのすべてにダイエット効果があると思いますか?
よく、楽して簡単に痩せると言われるダイエット情報がありますが、
あくまでも、ダイエットの基本は適度な運動と食事の管理です。
ですから、~するだけで痩せる、~を着るだけで痩せる、~を飲むだけで痩せる、といったダイエット情報は、
基本的には信憑性に欠けるというのが実際のところです。
例えば、腹筋にブルブル振動を与えただけで、なぜお腹回りの脂肪が落ちるのか?
参考記事⇒emsのダイエット効果を検証!腹筋ベルトで、お腹回りの脂肪は燃える?
あるいは、熱いお風呂に入るだけで、なぜ何キロも痩せてお腹回りがスッキリするのか?
脂肪燃焼のちょっとした知識さえあれば、こうしたダイエットは本当に効果があるか無いかは大方の察しが付く筈です。
何度も言いますが、ダイエットの基本は適度な運動と食事の管理です。
ですから、この原則から外れたダイエット方法については、まず効果は期待できないと考えて良いでしょう。
お腹回りの脂肪が上手く落ちないとすれば、そもそも効果のないダイエットに取り組んでいませんか?
参考記事⇒ダイエットなしの部分痩せ!これが人気の脂肪対策グッズ
まとめ
(1)現代人の肥満の主な原因は、脂肪よりも糖質の過剰摂取にあります。
(2)皮下脂肪は身体の末端から中心部に向かって順番に落ちていく生理的な傾向があり、ダイエットによる部分痩せは難しい。
(3)お腹回りの脂肪が落ちない、間違った有酸素運動のやり方。
- 筋トレと並行していない
- 食後に行っている
- 強度が強すぎる
- 継続時間が短い
(4)お腹回りの脂肪が落ちない、間違った食事の方法。
- 食事制限により必要なカロリーが不足している
- 水分が不足している
- 塩分を摂り過ぎている
(5)適度な運動と食事の管理から外れたダイエット方法では、基本的に上手く痩せる事はできません。
いかがでしょうか。ダイエットでお腹回りの脂肪が上手く落ちない方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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余分な脂肪対策ならシボヘール
同じようにダイエットを行っても、その効果の現れ方には個人差があります。
もし、お腹回りの余分な脂肪がなかなか落ちない場合は、体質的に痩せにくい状態になっているかもしれません。
そんな場合は、ダイエット系のサプリを使ってみるのも一つの有効な手段となります。
こうしたサプリには、ダイエットの効果をサポート的に高めてくれる働きがあります。
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