結石が尿管や尿道に詰まって出て来ない!
あなたも、そんな経験はありませんか?
実は私も最近、この尿路結石を生まれて初めて経験したのです。
自然に出るのを待つよりも、何とか早く出す方法はないか?
そう考えた私は、ある方法を試したところ驚くほど上手くいったのです。
そこで今回は、尿路結石の出し方について体験談を話します。
【目次】
(1)初めて経験した尿路結石の症状!尿管に鈍痛が走る
- 初めて経験した尿路結石の症状
- 結石が膀胱へと移動
- 結石の形状は超グロテスク!
(2)尿路結石を早く出す方法を調べてみたけれど…
- 排尿時の違和感が続く
- 結石が尿道に詰まる
(3)大成功!これが、尿路結石の簡単な出し方
- 石の出し方の妙案とは?
- 3回の失敗を繰り返し、そして4回目に…!
(4)これが、尿路結石を予防する方法
- 尿路結石の予防には肉の食べ過ぎに注意
- 水をたくさん飲むと尿路結石の予防になる
- 尿酸値を下げる
まとめ
(1)初めて経験した尿路結石の症状!尿管に鈍痛が走る

初めて経験した尿路結石の症状
事の始まりは、昨年末に突然起こった右の背中の鈍痛でした。
これまで経験した事のない痛みは、軽い目まいと吐き気を伴いました。
「石が尿管を通っている!?」
私は直感的にそう思い、反射的にその場でジャンプを繰り返しました。
すると、その衝撃によって上手い具合に石が尿管の下へと移動したようで、次第に鈍痛は治まりました。
こうした場合に、石が尿管に残ると激痛を伴うようですが、私の場合は幸いにもその第一関門はクリアしたのです。
これが、私が初めて経験した尿路結石の最初の症状でした。
この経験から、尿管を通る結石の痛みはジャンプが有効と考えられます。
石が膀胱へと移動
ただ、右のお腹に違和感が残り、押さえるとキリキリとした痛みを感じました。
おそらく、尿管の中を下りてきた石が、膀胱への入り口付近で詰まっていたのでしょう。
その後、石は自然に膀胱へと移動したようで、お腹の違和感はいつの間にか治まっていました。
私のようなケースは尿路結石の症状としては非常に軽く、幸い大事に至る事はありませんでした。
「もし、石が尿管に詰まっていたら激痛でどうなっていた事か…」
そんな事を考えながら、私は尿路結石について色々と調べてみました。
結石の形状は超グロテスク!
そして最も衝撃を受けたのが結石の形状です。
それまでは、結石というと小さくて丸みがある石の粒というイメージを抱いていました。
ところが、実際の結石はそんなものではありません。
大きさは5mm程度でも珍しくはなく、更に大きいものでは1以上cmにもなるのです。
また、結石の表面は細かくザラザラとしていて、しかもその先端が鋭く尖っていたりもします。
(実際に私の身体から出て来た結石)
↓ ↓ ↓ ↓

このように、いびつな形状をした石が尿管の中を移動すれば、尿管は簡単に傷付けられてしまいます。
ただ、こうした結石の形状にも一つだけ利点があるのです。
それは、仮に結石が尿管の中に詰まって動かなくなったとしても、
腎臓で作られた尿は結石の凹凸の隙間を通り抜け、少しずつ膀胱まで流れ落ちてこれる訳です。
しかし、結石がツルツルとした真ん丸に近い形状をしていれば、
尿管にスッポリとはまり込んで、完全に尿の流れを止めてしまいます。
そうなれば、尿管破裂などという最悪の事態も起こり得るでしょう。
(2)尿路結石を早く出す方法を調べてみたけれど…
排尿時の違和感が続く
「石は膀胱まで移動しているから、後は自然に尿と一緒に出てしまうだろう」
私は軽くそう考えていたのですが、なぜか尿が近くなる、尿の出が悪いといった違和感を度々覚えるようになりました。
今にして思えば、それは結石が膀胱の出口を塞いでいたからでしょう。
こうなると膀胱に尿が残りやすくなり、排尿の勢いも弱まります。
そんな状態が約一カ月以上続いたある日、とうとう排尿時に異変が起こりました。
結石が尿道に詰まる
その日、尿の出が悪いな~と思いながら排尿を行っていると、
なぜか中途半端なタイミングで尿がピタリと止まってしまったのです。
その時、膀胱の出口に石が詰まった感覚がありました。
そして次の瞬間、尿道に痛みが走ると同時に再び尿が出てきました。
尿道の中を石が動いている感覚はあったのですが、石は尿道に詰まったまま出てくる事はありませんでした。
そして、尿道にチクチクとした違和感が残りました。
「あと何回か排尿すれば自然に出てくるだろう」
そう思いながら、少し多めに水を飲んで排尿の回数を増やしてみたのですが、石は一向に出てくる気配がありません。
それどころか、結石の鋭利な凹凸が尿道を傷付け、排尿の度に血尿が出て来たのです。
私はトイレの時間になると気分が憂鬱になり、何とか石を早く出す方法はないか?と考えました。
そこで、尿路結石の出し方について色々と調べてみたところ、とりあえず以下のような方法に行き着く事になりました。
尿路結石を早く出す方法①
⇒「水をたくさん飲んで排尿の回数を増やす」
この方法は何度も試しましたが、上手く行きませんでした。
尿路結石を早く出す方法②
⇒「尿を溜めてから勢いよく押し流す」
この方法も試しましたが、上手く行きませんでした。
おそらく、石が動きにくい角度で尿道に引っかかっていたのでしょう。
尿路結石を早く出す方法③
⇒「病院で器具を挿入して取り出す」
この方法は簡単ではなく、抵抗もあるので即却下しました。
こういった感じで、尿路結石の出し方について調べてはみましたが、
早く出すコレといった方法を見付ける事は出来ませんでした。
そこで、私は何か上手い石の出し方はないかと考え続けました。
そしてふと、ある妙案を思いついたのです。
「この出し方なら、絶対に上手く行く!」
私は、そう確信しました。
(3)大成功!これが、尿路結石の簡単な出し方
石の出し方の妙案とは?
私が思いついた石の出し方は、ちょうどホースの水を一気に押し流すイメージです。
その方法は実に簡単です。
それは、排尿と同時に尿道の出口を指で押さえ付けるのです。
すると、行き場を失った尿の圧力で一時的に尿道が広がり、詰まっていた石が動きやすくなります。
そのタイミングで指を離せば、勢いよく流れ出る尿と一緒に石が出てくるのではないかと考えたのです。
原理としては上手く行きそうな気がしましたが、果たして実際にはどうか?
私はさっそく、この石の出し方を試してみる事にしました。
3回の失敗を繰り返し、そして4回目に…!
そして、試しに3回行ってみたのですが、どういう訳か上手く行かなかったのです。
「もしかすると、指を離すタイミングが早いのかもしれない」
そう考え、次こそはと気合いを入れて4回目に挑戦しました。
そして今度は、排尿と同時に尿道の出口をこれまでよりも強く押さえ付けてみたのです。
すると、行き場を失った尿の圧力で、尿道がどんどん広がって行く感覚が指先に伝わってきました。
「よし、今だ!」
圧力が十分に高まった状態で指を離すと、尿は勢いよく一気に流れ出しました。
そして次の瞬間、尿道から結石が見事に飛び出して来たのです。
「出た~!!!」
感動と共に、憂鬱だった私の気分は一気に晴れ上がりました。
大成功です!
尿路結石には、尿管結石、膀胱結石、尿道結石の3つがあります。
この方法は、その中の尿道結石を早く出す裏技として非常に有効です。
(4)これが、尿路結石を予防する方法
尿路結石は、体質、食生活、生活習慣のパターンによっては何度も繰り返す人がいます。
今回、私自身も経験してしまったので、何かを改善しないと再発する可能性もあります。
そこで尿路結石の主な原因と、その予防方法について見ておきましょう。
尿路結石の予防には肉の食べ過ぎに注意
尿路結石の7~8割が、シュウ酸カルシウム結石だと言われています。
そこで、まずはシュウ酸とカルシウムを含んだ食べ物に着目してみましょう。
シュウ酸は肉類などの動物性タンパク質を食べると体内に増加しますが、
小腸でカルシウムと結び付くと便として排出されてしまいます。
しかし、排出されずに残ったシュウ酸は腎臓へと運ばれ、そこで結石に変わる可能性が高まるのです。
つまり結石の出来やすい人は、シュウ酸の摂取量に比べてカルシウムが不足しているという事になります。
ですから、余分なシュウ酸の吸収を抑えるには、十分なカルシウムを摂取しておく事が大切です。
カルシウムは、牛乳、小魚、野菜などに多く含まれていますが、
塩分の過剰摂取はカルシウムの排出作用を高めてしまいます。
また、シュウ酸はホウレン草、タケノコ、大豆製品、ナッツ類にも多く含まれており、
ビタミンCの過剰摂取もシュウ酸の数値を高めます。
この様に、尿路結石は様々な食べ物が影響して起こる訳ですが、
気を付けるべき点は、動物性と植物性の両方からバランス良く栄養を摂取する事です。
水をたくさん飲むと尿路結石の予防になる
さて、腎臓に運ばれたシュウ酸は尿に含まれるカルシウムと結びつくと結石になります。
結石が小さい内なら尿と一緒に排出されますから、水分を多く摂る事によって排尿を促しておく事が大切です。
逆に、水分の摂取が少なければ結石が腎臓の中に残りやすくなり、そのまま大きくなる可能性が高まります。
例えば、水量が多くて流れの良い川は美しく、逆に水量が少なく流れの悪い川は沈殿物やゴミが溜まりやすいのと同じです。
ですから、身体も水分の循環を良くしておけば、結石の素になる成分を上手く洗い流す状態を保つ事が出来る訳です。
目安としては、一日に約2リットルの水分は補給しておきたいところです。
ただし、紅茶やコーヒーはシュウ酸を多く含んでいるので、水分補給には普通の水が最適です。
尿酸値を下げる
結石ができやすい人の特徴として挙げられるのが、尿酸値が高いという事です。
尿酸値が高くなる主な原因としては次の3つです。
・水分の摂取が不足していて尿の量が少ない
・プリン体を多く含んだ食品の食べ過ぎ
・体質的に尿酸値が高くなりやすい
こうした原因を取り除くには、毎日の食事を管理したり、生活を改善させて尿酸値対策を行う必要がある訳ですが、それは何かと手間も必要で面倒だと思いませんか?
しかも、水分の摂取量を増やしたり、プリン体を含んだ美味しいものを我慢して控えてみても、なかなか尿酸値が下がらないという人も多いようです。
そんな時に、手間をかけない尿酸値対策を可能にするのがサプリです。
例えば、高めの尿酸値が気になる方に!飲むルテオリンは、尿酸値対策として愛用者の多いサプリです。
もし、あの痛い尿路結石は二度と経験したくないという方には、こうした手間いらずのサプリはお試しの価値が十分にあるかと思います。
まとめ
(1)結石が尿管を通る時の痛みは、ジャンプをすると和らぐ場合があります。
(2)尿道に詰まった結石を早く出す方法は、排尿と同時に尿道の出口を指で押さえ付けて一気に尿を流し出す事です。
(3)尿路結石の主な原因は、肉などの動物性タンパク質の摂り過ぎとカルシウム不足です。
(4)尿路結石を予防する方法は、水をたくさん飲む事です。
いかがでしょうか。尿路結石は偏った食事が大きな原因ですから、栄養は植物性と動物性からバランス良く摂取しましょう。
また、尿道に石が詰まってなかなか出て来ない場合は、ぜひ今回ご紹介した尿路結石の出し方を試してみて下さい。
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これは本当にすばらしい方法を伺いました。尿道で留まってしまうと、痛いやら、情けないやら、焦りやらで、どうしようもなくなり辛いですよね。このやり方で他にコツや注意点はありますか。あれば是非 ご教授ください。よろしくお願いいたします。
参考にして頂き、大変嬉しく思います。
コツとしましては、指を直ぐに外さずに出来るだけ尿道に尿を溜める事です。
すると効果がグンと高まりますが、勢い余って尿が飛び散る可能性もあります。
ですからトイレではなく浴室で行うと、後の処理がスムーズに行くかと思います。
翌日にどうしても遠出しなければならない用事があるにもかかわらず、尿道に石が詰まってしまいました。その2日前に尿管結石の苦しみからやっと解放されたばかりにもかかわらず、また・・・(泣)。
かかりつけの診療所に駆け込み、取り急ぎブスコパン(尿管、尿道を弛緩させる薬)を注射して貰い、水を大量に飲むも効果はなし。尿の後に鮮血がしたたり落ちることをただただ繰り返すばかりでした。たまりかねて救急病院にも電話してみましたが、この時間(午後10時)ではどうにもできないとのこと。
焦る気持ちが募る中、なんとかならないものかと検索していたらこのサイトにたどり着きました。
裏技??確かにこの方法だと、尿道に引っかかっている結石が動くかもしれない。
すがる思いで試しました。書かれていたように限界まで尿道に尿をためました。
なんと、1回で「コロン」と出ました。結石は長径9ミリ、短径7ミリという久々の(?)ビッグサイズでした。
ひとこと感謝のコメントを残さずにはいられません。
どうもありがとうございました。
けっこう大きな結石でしたね。出た瞬間は、私と同様に感動ものだった事でしょう。お役に立てて、とても嬉しく思います。
他の苦しむ同志(?)の方たちのために再コメントします。
この裏技は、あっ尿道にひっかかったな、と思った初期段階で行う方が良いかもしれません。というのは時間が経過し、尿道内の傷が深くなってからだと、仮に排石できたとしても、尿道内の圧カが高まることによって、傷がさらに深まる可能性があるからです。私の場合、丸一日以上、排尿のあと出血していました。
亀頭からばい菌が入って尿道炎とならないよう、そのあと清潔さを保つことも重要です。
ご経験からの貴重なアドバイス、ありがとうございます。確かに、傷口が小さなうちに対処する事が何よりも重要ですね。